橋本 「海のない埼玉でなぜくじら?」とよく言われます(笑)。最近はゴルフや観光で来た方々、くじら料理を知らない若い方など、幅広い世代のリピーター様でにぎわっています。
石黒 大人気ですね! 地元で30年以上続くお店だと聞いています。
橋本 はい。昔は食事処と居酒屋という形で運営していて、当時から海鮮に力を入れていました。特にマグロがお勧めで、すべて冷凍ではない生マグロを提供しています。くじら料理を始めたのは2006年頃。私が小学生の頃は給食でくじらの竜田揚げがよく出ました。大人になってからもあの味が懐かしくて店に食べに行っていたんです。でも高価で日常的な料理ではないため「自分で仕入れて提供してしまおう」と、勢いで始めたのが最初でした(笑)。
石黒 素晴らしい行動力! くじら料理は地域によって、学校給食にも登場したと聞きます。神奈川県出身の私の夫、LUNA SEAの真矢くんは、給食でよく食べたそうですよ。
橋本 そうなんですか。人によっては青春時代を思い出す料理なのかもしれませんね。初めて口にするお客様にも、「おいしい!」と言っていただければ本望です。あと、昔当店でバイトをしていた男性が今、頑張って有機野菜を栽培しているので、そちらのおいしい野菜をふんだんに使った料理も提供しているんですよ。
石黒 メニューを見ると、どれも手の込んだ創作料理だと感じられるし、おいしそうです! 「くじらの石焼き」「ピリ辛漬け丼」「くじらのひつまぶし」が人気だそうですね。定食・丼ものも充実しているから迷っちゃいます!
橋本 これからも、くじらをおいしく食べられるメニューを考えていきたいです。また、私には障がいを持つ子どもがいて、その子が描く独創的な絵の作品づくりを応援し続けたいんです。昔から周りの方やお客様に助けていただき、プライベートでも心から感謝しています。
石黒 素敵なご縁でつながっているのですね。橋本代表は食材や調味料にもこだわり、仕込み味噌もお取り寄せしているそうで、そのこだわりや熱意が料理にも現れていると感じました。今後も「笑心」のお名前通り、料理で皆さんを笑顔にしてください!
石黒 素敵なご縁でつながっているのですね。橋本代表は食材や調味料にもこだわり、仕込み味噌もお取り寄せしているそうで、そのこだわりや熱意が料理にも現れていると感じました。今後も「笑心」のお名前通り、料理で皆さんを笑顔にしてください!
「仕事を楽しむ」とは‥
新しいメニューを考えて試しにつくってみる。そういう作業が楽しいです。それが仕事でもあるから、仕事をしている時間が一番ですね。
(橋本信恵)