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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

ダイエットで健康を提案 創業150年の老舗薬局
とおやま薬局 代表 遠山幸男

 
プロフィール 大阪府出身。北陸大学薬学部で勉学に励み、薬剤師国家試験に合格。大学卒業後は、漢方薬が中心の薬局で修業を積む。その後、曽祖父が創業した、とおやま薬局の新店舗であるサンプラザ店の店主を務めることに。現在は4代目代表として、合計7つの薬局を経営。サンプラザ店では特に、一般用医薬品の販売や健康相談に力を入れ、地域の健康を守り続けている。【ホームページ
 
 
 
創業150年以上を誇る大阪府富田林市のとおやま薬局。4代目の遠山幸男代表は、サンプラザ店を含め合計7つの薬局を経営。かかりつけ薬局として地域の健康を守り続けている。サンプラザ店の大きな特徴は掘りごたつで行うダイエット相談。万病のもととなる肥満解消にゆったりとした空間で時間をかけ来店客の相談に乗ることを重視。一人ひとりの生活習慣に合った提案は高い評判を呼んでいる。
 
 
 

創業150年を超える老舗薬局の4代目

 
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インタビュアー タージン(タレント)
タージン 大阪府富田林市にある、とおやま薬局 サンプラザ店さんにお邪魔しています。とおやま薬局さんは富田林市内と河南町に堂々7店舗を展開しているとか。まずは、お店の歴史と遠山代表の経歴を詳しく教えていただけますか。
 
遠山 とおやま薬局の本店は、サンプラザ店と同じ町内にあり創業150年を超えているんですよ。私は曽祖父が創業したこの老舗薬局の4代目になります。小さい頃から2代目の祖母のお手伝いをしていました。学校でも自分が薬局の子どもだと知られていることに誇らしさを感じ、自然と「後継ぎになる」と意識するようになったんです。
 
タージン まさに、理想的な環境で家業のために頑張ることができたわけですね。
 
遠山 ええ。大学の薬学部で学び薬剤師の資格を取った私は、漢方薬が中心の薬局を経営していた兄の友人から「ぜひ、来てほしい」と声をかけていただいたんです。漢方にも興味がわき充実した日々でしたが、新店のサンプラザ店を任されることになり、修業を半年で打ち切り家業に戻ったんです。
 
タージン そうなんですね。ちなみに、こちらの店舗はどのようなお客さんが多いのでしょうか。
 
遠山 近所のおじいさん、おばあさんからお孫さんまで顔なじみの方々に利用していただいていますよ。