病気を機に見つけた新しい道
東 特性のある子に対して日常生活の支援、学習指導などを提供し、自立した社会生活を送れるようサポートするサービスです。発達特性などさまざまなハンディキャップを持つ子どもたちをサポートいたしますよ。
濱中 なるほど。地域の特性のある子を支援する重要な仕事なんですね。東社長はもともと、体育教師だったと聞いています。
東 はい。私は履正社高校を卒業後、日本体育大学に進学しました。実は高校時代にオリックスのT-岡田選手と3年間同じクラスだったんですよ。岡田君は文武両道で、野球はもちろんのこと学業も優秀で非常に影響を受けました。大学卒業後は母校である履正社の体育教師として教鞭をとっておりました。
濱中 T-岡田選手と同級生だったとは驚きました! 勉強が良くできたということも(笑)。履正社と言えば、数多くのプロ野球選手を輩出している名門校です。そんな東社長がどのような経緯で現在のお仕事に就かれたのでしょう?
東 教師時代に、顔面に腫瘍ができたのがきっかけでした。当時、完治できるかが不明な状況で、多感な時期の教え子たちを放って療養に専念することはできないと思い、職を辞したんです。それで病気が少し落ち着いたとき、次は何をやろうかと考えている中で、大学の先輩が立ち上げていた放課後デイサービスを見学させていただいて、「これだ!」と思ったんですよ。