森岡 そうなんです。かつてはプロを目指して野球に取り組んでいました。しかし、身体の不調が原因でその道を断念し、大学卒業後は旅客機の機内食をつくる会社に入社したんです。実はその際、搭乗員の方との会話がきっかけで、自分自身もパイロットを目指そうと思い立ちまして。その結果、飛行機を操縦するライセンス自体は取得したものの、身体検査で不合格となってしまい、その世界でもプロにはなれなかったんですよ。
濱中 飛行機のライセンスまでお持ちとは驚きました。アスリートとパイロット、どちらもお身体の不調で諦めざるを得なかったのは非常に悔やまれますね・・・。
森岡 ええ。人生のあらゆる道が一瞬にして途絶えたと感じましたね。しかし、そこで絶望して終わりではなく、さらなる別の道を探そうと奮起しました。そして、かつて父が経営していたパン工場のノウハウや人脈などをいかし、新たにサンドウィッチ専門店をオープンしたんです。パン工場時代には店舗に卸すサンドウィッチをつくっていたので、そこから数えると、創業から半世紀以上に渡り、場所や形を変えながら、サンドウィッチづくりに励んできました。
濱中 なるほど。形は違えど、お父様の跡を継ぐことになったわけですね。不安はありませんでしたか?
森岡 正直、不安しかなかったです(笑)。ただ、アスリートの経験から体力には自信がありましたし、やる気も十分でした。おかげさまで店舗をオープンしてからの評判も良く、多くのお客様にご好評をいただけたんです。父の代からの伝統的な精神を大事にしつつ、おいしさを追求するため、レシピも一から考案したので、その味を認めていただけたことに嬉しさもひとしおでした。
濱中 きっと、こだわりぬいた革新的なレシピだからこそ、多くの人を魅了したんでしょうね。
森岡 濱中さんにそう言っていただけると嬉しいですね。当店のサンドウィッチをぜひ味わっていただきたいと思い、今日は一番人気のプレミアムたまごサンドをご用意いたしました。よろしければお召し上がりください。
濱中 きっと、こだわりぬいた革新的なレシピだからこそ、多くの人を魅了したんでしょうね。
森岡 濱中さんにそう言っていただけると嬉しいですね。当店のサンドウィッチをぜひ味わっていただきたいと思い、今日は一番人気のプレミアムたまごサンドをご用意いたしました。よろしければお召し上がりください。