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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

キャリアの悩みを支援し 皆が笑顔で働ける社会を
トライアンフ合同会社 代表社員 髙島亮

 
プロフィール 兵庫県出身。運送会社を経て、マーケティング会社に就職後、グループ会社の経営を任されるも、自身の会社を築きたいという夢を追うべく6年で退任。その後、会社を立ち上げるが挫折を味わい、41歳で大手通信会社に就職する。12年間営業チームリーダーとして活躍し、人事本部に異動しキャリアを積む。延べ1万人の人材育成に携わってきた経験を生かそうと、キャリアコンサルティング事業を手がけるトライアンフ(同)を設立した。【ホームページ
 
 
 
キャリアデザイン、キャリアコンサルティング事業を手がける大阪市のトライアンフ合同会社。髙島亮代表社員は大手通信会社で延べ1万人の人材育成に携わってきた人物で、キャリアコンサルタントの自立支援から組織全体のマネジメントまで全力でサポートしている。「すべての人が、自分らしく幸せを感じながら活躍できる社会づくりをしたい」と熱く語る髙島代表に、これまでの歩みと事業への思いをうかがった。
 
 
 

社長業に憧れを抱き、30代で夢を叶える

 
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インタビュアー タージン(タレント)
タージン 大阪府大阪市に事務所を構える、トライアンフ合同会社の髙島代表にお話しをうかがいます。髙島代表はこれまで波乱万丈な人生を歩んでこられたそうですね。まずは、歩みから詳しくお聞かせください。
 
髙島 社会人第一歩は物流業界で勤めました。その頃から将来は、30歳で社長になるという目標を持っていたんです。29歳のときにマーケティング会社に転職し、1年ほど経ったある日、その会社の社長が保有する会社を私に譲ってくださいまして。目標通り30歳で情報サービスを手がける会社の社長に就任することになりました。
 
タージン 社長業という夢を順調に叶えることができたのですね。
 
髙島 ええ。ただ、6年ほど社長として奮闘したものの、やはり雇われ社長という形は自分が目指していた道ではないと感じまして。社長業を経験できたことは大変ありがたかったのですが退任を決意し、2年ほどの自営業を経て、あるメーカーが製造するオリジナル商品を販売する会社を立ち上げました。しかし、その製造会社が倒産してしまい、私の会社も打撃を受け41歳ですべてを失ってしまったんです。