東京都府中市を拠点に、各種廃棄物の収集や運搬などの業務を手がける有限会社古川新興。創業以来50年以上にわたって街の美化に貢献してきた老舗企業だ。創業者を父に持つ代表取締役の古川幸司氏は、まさに自身が生まれた年に設立されたという同社とともに成長してきたという。社内で生まれる斬新なアイデアを柔軟に採用し、他社に先駆けた数々の先進的な取り組みを行う古川社長に、仕事への熱い思いを聞いた。
長きにわたって街の衛生を守る老舗企業
古川 ええ。弊社は1966年に私の父が創業し、1970年に法人化しました。実は法人化したのは、ちょうど私が生まれた年でもあるんですよ。
八重樫 古川社長はこの会社とともに人生を歩んでこられたわけですね。具体的にどのような業務を行っているのか教えてください。
古川 弊社では府中市などの自治体から委託を受け、ご家庭から出る一般廃棄物の定期収集運搬業務を行うほか、ご契約いただいている大手コンビニエンスストアの店舗をはじめ、工場やオフィスなどから出る産業廃棄物の収集・運搬といった業務を中心に行っています。また、新たな試みとして、弊社ではEV、電気自動車仕様のゴミ収集車を導入しました。
八重樫 EVのゴミ収集車とは珍しいですね! そんな御社の取り組みについて、より詳しくお聞きしていきたいと思います。