山我 ビルやマンション、道路やトンネルなどさまざまな建物を完成させる前に設置する資材のことです。基礎工事が完成するときには取り除かれるので一般的に目にする機会は少ない資材ですね。ですが、建築物をつくる際の基礎には欠かせない縁の下の力持ち的な存在です。これらのリースから販売、関連工事までトータルに手がけるのが弊社の仕事です。
水野 私たちが知らないだけで、重仮設資材のお世話になっていることは多いんですね。山我社長は今年2022年で業界歴が25年以上になるとうかがいました。
山我 はい。私は現場が大好きなので、「現場最前線」をモットーに、今も現場に立っています。前職の会社でお世話になった会長は、地位のある方ながらすごく現場での感覚を大切にされる方だったんです。会長からは「考えるより動け」とよく言われました。考えているだけでは物事は動きません。行動することで道は開けます。経験上、これは確かな信念となりました。
水野 ご自身も現場の最前線に立って、行動を続けていると。災害の現場などにも出向かれると聞きました。
山我 ええ、災害の災害復旧・復興工事などでも重仮設材は大きな役割を担っていまして、東日本大震災や熱海の土石流災害などの復旧にも携わりました。災害の現場こそ、スピーディな判断が求められます。あれやこれや考えているだけでは、困っている方々のお役に立つには難しい。ですからそうした現場でも、まずは行動することを念頭に置いています。
水野 災害に遭われた方々にも役立っているなんて、素晴らしいと思います。今後の目標があれば教えていただきたいです。
山我 強いて言うなら、前職の会社の売り上げを超えて、それをお世話になった会長に伝えたいですね。私はこの仕事が好きです。皆さんの暮らしを安全に導くために欠かせない業務として誇りを持っています。長年現場第一できた私の周囲にいる皆さんも、楽しく素敵に仕事ができる方々ばかり。これからもみんなと、楽しみながら懸命に働いていきたいですね。
水野 山我社長のポジティブな発言、前向きな姿勢は見習うことばかりです。“山我流”のお仕事で業界、そして私たちの暮らしを支え続けてください。よろしくお願いします!
水野 山我社長のポジティブな発言、前向きな姿勢は見習うことばかりです。“山我流”のお仕事で業界、そして私たちの暮らしを支え続けてください。よろしくお願いします!
「仕事を楽しむ」とは‥
何事も自分が楽しむことですね。仕事でも、自分が楽しんで動いていると、お客様に良い提案ができるものです。
(山我利幸)