内山　埼玉県川口市上青木を拠点に不用品回収を手がける青木サービスさん。さっそく、入沢代表のプロフィールを教えてください。
 
入沢　実は、以前の私にはこれという目標もなく、「今が楽しければいい」という安易な考えで生きてきました。そのため何をしても長続きせず、求人誌に載っている仕事でやったことのないものはない、と言えるほど職を転々としてきたんです。そんな暮らしを34歳まで続けたものの、一生このような感じで手に職のない状態でいていいのかと、どん底の気分になってしまいまして。その中で、くず鉄のリサイクルをしていた友人のアドバイスで、中古パソコンの回収と輸出を手がけてみると、この事業は大成功を収めました。
 
内山　なるほど。その成功体験が、入沢代表の人生を大きく変えたんじゃないですか。
 
入沢　はい、40歳になった私は「人がいる限りゴミもなくならない」という知人の言葉を聞き、産業廃棄物処理の許可を取って不用品回収事業に進出しました。その頃には、嫌なことから逃げ回っていた若いときとは打って変わり、人生は地道にコツコツ頑張ることが大事だという価値観を持てるようになっていました。現在、事業の評判は口コミで広まっているところです。ご家庭でも企業でも、リフォームなどで出た大量の不用品処分もお任せください。
 
内山　回収をお願いするときに心配なのは、「これは回収できません」と断られることです。その辺はどんな対応をしてくれるんですか？
 
入沢　他社で断られたものでもOKですよ！　回収できないものはほとんどありません。また、知人に建築関係の職人が多いので解体工事などもお引き受けできます。私のポリシーは、お客様が困っていることは何でもお手伝いすること。どんな作業にも挑戦する意気込みで、同業者とは異なる路線で事業に邁進しています。