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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

安心できる老後のために 事前準備としての相続を
税理士法人永光パートナーズ 代表税理士 逆井甚一郎

 
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インタビュアー 石黒彩 (タレント)
石黒 税理士法人永光パートナーズさんは、今年2021年で創業45年と、歴史のある税理士事務所だそうですね。
 
逆井 はい。お客様の中には3代にわたってお世話になっている方もおられます。現在は、千葉県と茨城県つくば市に拠点を構え、開業・創業支援、資産譲渡、相続の事前対策などを手がけているんです。
 
石黒 中でも相続に力を入れておられるとお聞きしました。
 
逆井 そうなんです。もともと実家が農家だったこともあり、相続問題を扱うことが多かったんですよ。いつも私が心を痛めていたのは“争続”になるケースでして。一度財産分け問題でこじれて争いになると、その世代だけにとどまらず、次世代、次々世代にまで引き継がれてしまうこともあるんです。
 
石黒 家族間の問題って、一度こじれてしまうとなかなか修復が難しいでしょう。
 
逆井 ええ、特に田舎の場合は土地に対する執着もあります。そういったトラブルを避けたいという思いから、一般の方に向けたオンラインセミナーなども開催するようになったんです。
 
石黒 私の祖母は認知症になってしまいまして。その前に遺言などを確認しておくことができなかったんですよね・・・。
 
逆井 家族から、元気なうちに質問するのも難しいですよね。ただ、認知症になってからでは遅いんです。なるべくお元気なうちに亡くなってからのことまですべての生活設計を立て、事前に対応しておくことが必要となってきます。
 
石黒 早めから準備しておくことが大事ですよね。私たちの代でそれが普通になれば、後の世代にとっても事前準備をするということが当たり前になり、苦労することもなくなるでしょうから。
 
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逆井 まさにその通りです。思い立ったが吉日ですから、まずは気軽に相談していただきたいですね。最近ではエンディングノートが流行っています。実はそれだけでは駄目なんですよ。ご遺族同士の争いを防ぐためには「遺言書」の作成がたいへん有効です。また、認知症対策には「任意後見制度」が、さらにはご家族等信頼できる方との契約により、「遺言書と任意後見のパッケージプラン」ともいうべき「民事信託」がおすすめです。
 
石黒 なるほど! 非常に勉強になります。そういったお話がさらにオンラインセミナーなどで聞けるとなると、とても興味深いですね。
 
逆井 ありがとうございます。遠方の方でもオンラインセミナーであれば参加可能です。少しでも多くの方の助けになれば嬉しいですね。
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
楽しくなければ仕事は続きません。ただし、レジャーなどと違い仕事には責任が伴います。それを含めて楽しめる仕事を選ばないといけませんね。
(逆井甚一郎)
 

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