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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

新設工事も墓じまいも 墓石のことならお任せ!
有限会社髙崎石材店 代表取締役 髙﨑正

 
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インタビュアー 駒田徳広(野球解説者)
駒田 本日は、有限会社髙崎石材店さんにお邪魔しています。横浜市営三ツ沢墓地に面して会社を構えられている由緒ある石材店さんです。さっそく、髙﨑社長に御社の歴史からうかがいたいと思います。
 
髙﨑 もともと髙﨑家では、祖父が1926年から墓石職人として活躍していました。父が弊社を設立したのは1992年のことです。
 
駒田 髙﨑社長は、最初から家業を継ぐ予定だったのでしょうか?
 
髙﨑 いえ、私は高校卒業後は銀行に4年間勤務し、預金・主計・融資・営業などの部署を経験しました。その後、3代目として弊社を継ぐことになったんです。子どもの頃から祖父や父の働く姿を見ていたとはいえ、墓石の職人になるには、まずは失敗を繰り返しながら修業を積むしかありません。これからも一生修業と思い日々精進してきたいと考えております。
 
駒田 銀行員という、まったくの異業種から転身した髙﨑社長のご苦労がしのばれますよ。それでは、あらためて御社の業務内容を教えてください。
 
髙﨑 弊社はお墓の新設工事や建て直し・戒名の彫刻・墓じまいなど、墓石に関することならあらゆるご要望にお応えしています。営業から施工まで、すべて私自身が手がけていますので、打ち合わせをした者と施工した職人が違うということはありません。
 
駒田 それならお客さんも安心して依頼することができると思います。最近は、墓じまいという言葉をよく耳にするようになりましたよね。
 
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髙﨑 そうですね。核家族化が進んだことで代々のお墓を維持するのが難しくなり、墓じまいを選択する方が増えているんです。墓じまいをするには、お墓を撤去し敷地を元の状態に戻し、埋葬していたお骨は別の場所に移すことになります。地元のお寺や霊園に永代供養を依頼するお客様が多いものの、近年は散骨を選択する方も増えているようです。
 
駒田 いくら代々のお墓とはいえ、あまりにも遠い場所にあったら足数も減ってしまいますものね。そう考えると、墓じまいという選択肢は現実的にメリットが多そうです。そういえば、最近のお墓は中国産の石を使用することが多いと聞いたことがあります。