約30年の市役所勤めから行政書士へ
西島 大学を卒業してからずっとですから、約30年勤めました。
宮地 えっ、そんなに長く!? 市役所ではどのような仕事をされていたのでしょう?
西島 横浜港や観光プロモーション、地元の中小企業支援、防災ボランティアやNPO活動のサポートなど、行政事業のさまざまなセクションに携わってきました。
宮地 まさにプロフェッショナルですね。退職時はさぞ周りから惜しまれたでしょうね。
西島 「どうして? もったいない」と不思議がられました(笑)。確かに公務員の仕事はやりがいもありましたし、とても好きでしたが、失敗は許されないプレッシャーを長年感じていたのも事実です。そんな中、2014年に大病を患った際、一度立ち止まっていろいろなことを考えまして。一度きりの人生なら好きなことを仕事にしたいと思い、60歳の定年を待たずに早期退職し、独立起業することにしたんです。
宮地 思い切りましたね。でも新しいことを始めるには体力も気力も必要ですから、少しでも早いほうがいいと思います!