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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

既成概念に捉われず進化 センス溢れる空間づくり
株式会社KURO 代表取締役社長 黒坂孝行

 
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インタビュアー 畑山隆則(元ボクシング世界王者)
畑山 大阪府松原市を拠点に家具や什器の製造・販売、リノベーション、リフォーム、店舗改装などを手がける株式会社KURO(クロ)さん。それにしても、壁も看板も照明もおしゃれで、素敵なオフィスですね。さらに屋上にはジャグジーまであるとは、ぶっ飛んでますね! 素晴らしいセンスでびっくりしました!
 
黒坂 ありがとうございます。お客様が実際に見て内装や店舗をイメージできるような、ショールームも兼ねた工場兼オフィスにしたかったんです。もともとボロボロだった物件を、全部自分たちの手でつくり変えました。若い子たちに「この会社楽しそうだな」と思ってもらえる空間にしたくて、“ドリームスペース”をつくったんです(笑)。弊社では店舗用の什器や備品までトータルで請け負っており、現在目に見えている部分は、すべて弊社で手がけることができますよ。
 
畑山 この空間を、すべて黒坂社長たちの手作業で!? いやぁ、本当にすごいです。家具も空間も、こだわりが詰まっていることが感じられますね。それにしても、こういうデザインのアイデアって、どこから生まれてくるものなんでしょう?
 
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黒坂 私の場合、小さい頃から大好きなアメリカンカルチャーの影響もあるかもしれませんね。そのため、お客様の送迎車はアメ車にしているんですよ。まぁ、アメリカ本土には行ったことがなくて、グアム止まりなんですけどね(笑)。私は昔から工務店を経て家具メーカーになると決めていて、有名メーカーを追い越す覚悟で家具の製造を始めました。オーダーメイドだけではなく、既製品をつくったのもそうした理由からです。実は昨日もエクステリア系の展示会に出展してきたばかりで、今後は古材を加工したオリジナルのドアなども商品化し販売する予定でいます。
 
畑山 工務店という既成概念に捉われず、常に先を見据えて行動されてこられたのですね。会社の雰囲気から、和気藹々と、皆さんで楽しんでお仕事されている様子も伝わってきますよ。