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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

諦めない心と代替医療で
がんの克服に魂を込める

 

がん治療と前向きに向き合える社会に

 
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石黒 今後の目標についても、ぜひお聞かせください。
 
前山 難病に対する世間の意識を変えたいと思っています。がんになったら終わりと世間一般では考えられがちです。でも、「うまくいけば治る」という意識を持ってもらいたいですね。
 
石黒 あまり深刻なものと捉えてほしくない、ということでしょうか。
 
前山 治療そのものも、楽しいほうがいいですしね。「楽しんでいるうちに治っちゃった!」ぐらいの医療が理想ですよ。楽しく、楽な医療――それが提供できるようになりたいですね。
 
石黒 楽しくて楽。その言葉は何だか胸に刺さります。というのも、抗がん剤治療は辛いという話をよく聞くので。本当に抗がん剤治療で幸せになれるのかな、と考えてしまうときがあります。
 
前山 抗がん剤は副作用も強力ですからね。私の知る限りでは、使用を控えるという医師も増えてきている印象です。また、抗がん剤治療は高額医療に当たるので、経済的な負担もかかります。ただ、そういったマイナスな側面が、かえって患者さんやご家族に期待を持たせるところもあるんですよ。「良薬口に苦し」という通り、辛い治療こそがいい治療と、特に日本人は思いがちです。でも、楽しい治療で治るほうが、絶対に幸せですよね。
 
石黒 そう思います。少なくとも私は、強制される治療で幸せになれるのかと疑問に感じますね。前山院長を前にしてこう言っては何ですが、自分の体をお医者さん任せにしてはいけないんじゃないかと思うんです。
 
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前山 いえいえ、私も同感ですよ。大切なのは、患者さんご自身が納得して自分の体を治療することなんです。
 
石黒 その納得がなければ、「諦めない心」も生まれませんよね。半信半疑のままでは、信念も揺らいでしまいます。
 
前山 世の中に絶対に治らないと断言できる病気はありません。現在、先の見えない不安を抱えている方は、ぜひ一度、相談していただきたいと思います。最適と思える対策や、信じることができる方法を一緒に考えていきましょう!
 
石黒 がんや難病の治療って、辛く苦しい印象がありました。でも、前山院長とお話しして、「もっと前向きに向き合えるのかも」とイメージが変わりました。ぜひこれからも多くの患者さんを救っていってほしいです!
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
自分が楽しいと思えることを仕事にする。私は自分の理想の医療を目指して頑張ってきたので、今すごく楽しいですよ。自分で望んだ仕事なら、リスクも踏まえたうえで楽しめると思います。
(前山和宏)
 
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  ■ 社名 医療法人社団鳳龍会メディアートクリニック
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■ 設立 平成16年4月
■ 従業員数 4名
■ ホームページ http://mediart-clinic.main.jp