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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

男気と絆のカーショップ 釣り事業で新たな挑戦を
株式会社GEEZER 代表取締役 森口誠

 
プロフィール 滋賀県出身。子どもの頃から釣りと車が好きで、高校からはバイクが趣味に。大阪産業大学第2部交通機械工学科に入学し、自動車整備士を目指す。2000年に、Car Office GEEZERを開き、車の販売から、修理、塗装、車検までトータルケアを行う。現在は、バスボートも車同様に手がけ、オリジナルの釣りブランド品製造・販売にも着手。(株)GEEZERを設立し、車部門とフィッシング部門を運営している。【ホームページ
 
 
 
子どもの頃、近所に停まっていたポルシェに憧れ、琵琶湖での釣りでバス釣りのモーターボートに魅せられたという株式会社GEEZER(ジーザー)の代表取締役、森口誠氏。がむしゃらに働きながら、友人・先輩・顧客との関係を大切に育み、子どもの頃に描いた夢を実現してきた。まさに「少年よ、大志を抱け」という有名な格言を思い起こさせてくれる経営者の一人だ。森口社長の夢は未来へと、さらに無限の広がりをみせている。
 
 
 

子どもの頃からの趣味と憧れを一生の仕事に

 
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インタビュアー タージン(タレント)
タージン GEEZERさんには、中古車・新車の販売からアフターメンテナンスまで、車に関することなら何でも手がける「Car Office GEEZER(カーオフィス ジーザー)」と、バス釣りのボートなどを販売する「Bass Boat GEEZER(バスボート ジーザー)」の2部署があるそうですね。とてもセンスの良いガレージとオフィスは、情熱的でエネルギー溢れる赤の色使いが印象的です。まず会社設立までの歩みから教えてください。
 
森口 私はここ琵琶湖のそばで生まれ育ち、小さい頃から車と釣りに接しながら成長してきました。近所のカーショップで雑誌をもらい、道に停まっていたポルシェに憧れ、琵琶湖の釣りではキラキラと輝いたバスボートに魅せられる、といった日々です。高校入学後は、バイク免許を取り、アルバイト代を全部バイクに費やすほどはまり、毎日乗り回していました(笑)。
 
タージン 男の子って感じですね(笑)。幼少期から好きな車と釣りを2つとも仕事にされているのだから素晴らしい。高校卒業後から働かれたのですか?
 
森口 いいえ。1年ほど将来が定まらず、その後友人の薦めで、大阪産業大学第2部交通機械工学科に入りました。自動車整備士になろうと考えたんです。先輩が中古車販売のお店を開店したので、手伝いながら大学へ通っていました。