近大農学部指導のもと、ローズベジを開発
後藤 30代後半に体調を崩したとき、京都大学の教授から酵素を教えていただき、試したことで健康を取り戻したんです。それをきっかけに酵素の商品を販売するナットーファーム株式会社を立ち上げました。その後立ち上げたR-kokoでも健康に関する商品を取り扱い、現在は食用バラ「ローズベジ」を販売しています。
タージン ほぅ、バラとは意外ですね。
後藤 R-kokoの事業でモロッコを訪れた際、そこのバラ園で「なんてきれいなんだろう」と感動して、すっかりバラに魅せられたんです。商品開発の直接的なきっかけとなったのは、誕生日にバラの花束をいただいたことでした。あまりの美しさに「食べちゃいたい」と漏らしたところ、「食べるバラはつくれるよ」と、近畿大学の林孝洋教授がおっしゃったんです。そこで、近畿大学農学部の指導のもと、2014年からローズベジの開発を始め、今年2019年にようやく初めての収穫を迎えたんです。
タージン 研究開発に5年を費やしたローズベジが、いよいよベールを脱ぐわけか。お話を聞くのが楽しみだ!