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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

知識欲を満たし心通う 
学びの時間をデリバリー

 

気軽に、公平に行える社内レクリエーション

 
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川村 会社の飲み会では、「無礼講」と言いつつ実際は上司に気を遣え、といった暗黙の了解があるらしいですね(笑)。お酒を飲めない人や、社歴の浅い人の中には、オフタイムを使って会社の人と食事をすることを嫌う人もいるでしょう。
 
関口 そうですね。加えて、通信機器やSNSが発達した現代、社員間のコミュニケーションがチャットや電子メールを通じて行われている会社が増えました。少し歩けば直接話せるような距離であっても、SNSで伝達するという人が増えているんです。こうした状況で、社員間のコミュニケーション不足や連帯感の欠如に危機感を抱いている企業も少なくありません。
 
川村 確かに、メールなどテキストだけでは真意が伝わらないこともあって、相手の話を誤解することや、逆に誤解されてしまうこともあると思います。
 
関口 企業における離職理由のほとんどは人間関係だと言われています。また、職場でのうつ病が増えている要因としても、人間関係が挙げられるでしょう。軋轢をつくる原因の1つが、コミュニケーション不足。そんな時代だからこそ、出張カルチャー教室が注目されているんです。
 
川村 なるほど。でも、カルチャー教室に参加することが、どうして社員間の親睦につながるのですか?
 
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仕上がりに個性が出る「フラワーアレンジメント講座」
関口 カルチャー教室は誰もが気軽に参加できますし、上も下もなく横一線で取り組むことができます。みんなで同じものをつくることで目的が1つになりますし、顔をつきあわせて会話もできる。普段はあまり目立つことのない社員がクラフトでは際だった才能を発揮するなど、同僚や上司の意外な側面が見えることもありますしね。テーマによってはグループ分けして、ミッションの達成度を競わせることもありますよ。
 
川村 林間学校で行う班対抗ゲームのようなノリですね。そういえば、同じ班に普段は付き合いのない人がいても、ゲームや食事づくりを通じて、心を通わせることができたなあ。
 
関口 そうでしょう。弊社は2017年で設立から10期目を迎えました。会社を興すにあたって私が考えたのは「人と人をつなげる仕事がしたい」ということ。今はSNSで簡単に誰とでも関係がつながる時代ですが、そんな時代からこそ、人と人とが直接会って話すことの重要性が見直されていると思っています。
 
 
 
 

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