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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

プロのテニス選手を育成 ジュニア専門アカデミー
LYNX Tennis Academy 代表 奥田裕介

 
プロフィール 京都府出身。中学生の頃に、親の勧めでテニスに出合う。以来、高校や大学在学中もテニスに打ち込んだ。大学卒業後はテニス関連の企業に就職し、コーチとして活動。退職後、ジュニア、プロの海外ツアーを経験する。ツアー現場で活動するテニス関係者とつながりをつくり、世界で活躍するために必要な知見を得る。自身のノウハウを活かし、世界で活躍をする選手を育成するべく2015年にLYNX Tennis Academyを設立した。
 
 
 
京都府京田辺市にあるジュニア専門テニスアカデミーである、LYNX Tennis Academy(リンクステニスアカデミー)。代表の奥田裕介氏は、プロ選手を目指す子どもたちの夢を応援する熱き指導者だ。自身の選手時代は世界で活動するための情報を得ることが難しく、夢を追うことすら困難だったという。その中で得たノウハウを活かし、さまざまな選択肢を持った選手を育てたいという奥田代表に、仕事にかける熱い思いを聞いた。
 
 
 

地元である京田辺市から世界を目指す

 
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インタビュアー 畑山隆則(元ボクシング世界王者)
畑山 本日はJR学研都市線の京田辺駅から徒歩15分ほどの場所にある、LYNX Tennis Academyさんにお邪魔しています。奥田代表もかつてテニスの選手としてプレーしていたとお聞きしました。
 
奥田 そうなんです。僕は中学生の頃にテニスを始めました。最初はうまくいかず、悔しい思いもしたものの、その悔しさをバネに練習に打ち込んだところ、見事にテニスの魅力に取りつかれてしまったんです。その後、高校、大学とテニスを続け、大学卒業後はテニスに関わる企業に就職し、大人から子どもまで幅広い世代のコーチとして活動していました。
 
畑山 まさにテニス漬けの道のりだったんですね。それから、独立するまではどのような経緯があったのかお聞かせください。
 
奥田 僕がテニスに打ち込んでいた当時は、海外のテニスに関する情報を得られる機会がなかなかありませんでした。そのため、世界での活躍を目指していたものの、挑戦することすらかなわなかったんです。そこで、子どもたちが僕と同じ悔しい思いをしなくてすむように、勤めていた企業を退職し、海外で2年ほどのリサーチ期間を経て、僕の地元である「京田辺市から世界に」をコンセプトに当スクールを設立しました。
 
畑山 非常に熱い使命感が伝わってきます。スクールの特徴や魅力について詳しく聞いていきましょう!