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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

地域医療と健康に奉仕! 堺市内3店舗の調剤薬局
株式会社ワンプルーブ 代表取締役 清原一伸

 
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インタビュアー 今岡真訪(野球解説者)
今岡 大阪府堺市で「ドクトル薬局」を展開なさっている株式会社ワンプルーブさん。さっそく、清原社長が調剤薬局の経営者となるまでの歩みをお聞かせください。
 
清原 私は大学を卒業後、アイスクリームの卸問屋に就職し、営業担当として店舗のショーケースに商品を補充して回る仕事に就きました。その後、1989年に大学の後輩に誘われジェネリック医薬品の卸会社へ転職したんです。そこは社員50名ほどのジェネリック医薬品大手メーカーのディーラーでした。
 
今岡 最近ではジェネリック医薬品の認知度も上がってきました。36年前はいかがでしたか?
 
清原 日本では当時、ジェネリック医薬品はまがいもの扱いでした。品質が悪いと誤解され、ずいぶんと営業では苦労しましたね。しかしその後、政府が医療費抑制政策の観点からジェネリック医薬品を推進したことにより、今では多くの医師や患者さんがジェネリック医薬品を選ぶようになりました。
 
今岡 効き目が同じで価格が安いとなると、消費者としてジェネリック医薬品を除外する理由はありませんからね。当然の結果だと思いますよ。その後、独立して薬局をオープンなさったのはいつ頃のことでしょう。
 
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清原 2010年に弊社を創業し、1店舗目の「ドクトル薬局 東八田店」を開業し、2013年には2号店の「中百舌鳥店」の営業も開始しました。そして、今年2025年2月に「美原店」をオープンしたばかりなんですよ。ドクトル薬局はすべて医療機関のすぐ近くにある、いわゆる門前薬局です。新店の美原店も、昔からお付き合いがある先生のクリニックの近くに開業できました。処方元の先生方には、本当に感謝しております。
 
今岡 卸会社と薬局で人々の健康に長年奉仕してこられた清原社長。その実績が医師からも認められ、声をかけていただけるようになったわけですね。最近は、調剤薬局を併設したドラッグストアが急増し、個人経営の薬局は減ってきています。その中で業績を伸ばしてこられた手腕はお見事ですよ。そういえば、社名のワンプルーブにはどのような意味があるのか先ほどから気になっていたんです。ぜひ、由来をお聞かせいただけますか?