B+ 仕事を楽しむためのWebマガジン

経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

気軽に相談に立ち寄れる 老舗のカーテン製造工場
株式会社 日高/アトリエ・リリー 代表取締役 坂巻清孝

※営業目的のお電話は固くお断りいたします。
 
プロフィール 埼玉県出身。インテリア雑誌で取材に関わるうちに生地に興味を持ったことから生地メーカーに職を転じ、生地の企画・開発に携わることとなる。2022年、勤務先の生地メーカーが(株)日高を買収、同社のカーテン事業を継承し、代表取締役に就任した。2023年親会社から独立。2024年春には、カーテン製造工場併設のギャラリー「アトリエ・リリー」をオープン。品質・デザインにこだわり抜いたカーテンを顧客に提供している。
 
 
 
カーテンは家の“顔”であり、生活の質を守る“砦”でもある。だからこそ株式会社 日高の坂巻清孝代表取締役は、同社のカーテンにおいて、品質はもちろんデザインにもこだわり抜きたいと考える。工場併設のギャラリーに訪れる顧客の要望に耳を傾け、理想に合致する「世界に一つだけのカーテン」を提供すること。それこそが、採寸から縫製までワンストップで行えるカーテン専門製造工場ならではの至高のサービスと言える。
 
 
 

工場併設の「町のカーテンギャラリー」

 
glay-s1top.jpg
インタビュアー 矢部美穂(タレント)
矢部 本日は、カーテン縫製工場の株式会社 日高さんが運営する、アトリエ・リリーにお邪魔しています。普段カーテン製造を直接見る機会はまずないので、坂巻社長にお話をうかがうのを楽しみにしていました! ここはギャラリーにもなっているんですね。たくさんのかわいいグッズが並んでいて、見ているだけでわくわくします!
 
坂巻 ありがとうございます! こちらは、2024年春に開店したばかりなんです。地域の方々に「本物のカーテン」を手に取っていただきたくて、工場併設ギャラリーのアトリエ・リリーをオープンさせました。
 
矢部 以前は、今のようにお客さんと直接お話しするようなスタイルではなかった、ということですか?
 
坂巻 おっしゃる通りです。私どもは創業50年の歴史あるカーテン専門企業でしてね。これまでは、内装業者さんなどからご依頼を受け、ホテルなどの宿泊施設や学校などに向け、それこそ一度に何百というカーテンをおつくりしてきました。ただ、私が事業継承するにあたって、これからは一人ひとりのお客様と丁寧に対話を重ねてそのご家庭にマッチした本物のカーテンをお届けしたいと思うようになり、こちらをオープンしたんです。