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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

顧客のニーズに寄り添い LED工事で未来を明るく
株式会社TMS 代表取締役 遠藤学

※営業目的のお電話は固くお断りいたします。
 
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インタビュアー 春香クリスティーン(タレント)
春香クリスティーン(以下、クリス) LED工事を中心とする電気工事を手がける、江東区亀戸の株式会社TMS(ティーエムエス)さん。遠藤社長は、少し変わったご経歴をお持ちだそうですね。
 
遠藤 実は、以前はテレビ業界で働いていました。通販番組のマーチャンダイジング、いわゆるMDを担当していたんですよ。化粧品やキッチン用品、運動機器など、日々の生活に役立つ便利商品やアイデアグッズを見つけて提案する仕事でした。自分で調理グッズの商品開発も手がけ、けっこう好評でしたよ(笑)。 消費者目線の「こんなものがあったら便利だな」というニーズを見つけるのが得意で、売れるものを見つける嗅覚が磨かれたのかもしれません。そうしてたくさんの商品を取り扱う中で、LEDに着目したんです。
 
クリス 商品開発まで手がけていたとは驚きです! それにしても、通販番組の制作からLED工事とは、だいぶ思い切った路線変更ですね。さまざまな商品を見てきた遠藤社長が、LEDに着目された理由も気になります。
 
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遠藤 私が起業した2010年頃は、まだLEDが高価でした。しかし、蛍光灯より性能が良く長持ちすることから、省エネや電気代の節約、交換の負担軽減、水銀を使わないという環境への優しさ、メーカーからの積極的な商品売り出しなどもあり、今後伸びると感じたんです。今でいうSDGsですね。
 
クリス 先見の明をお持ちだったんですね。ところで、LEDと聞くと、家庭の照明器具や信号などが思い浮かびます。TMSさんでは、どのような工事が多いのですか?
 
遠藤 事務所や自社ビル、工場、倉庫、物流センターなどの設備や施設に使われている照明をLEDに交換する工事が多いですね。大規模な工場や倉庫は天井が高いため、高所作業車を使っての特殊な作業になります。一度の工事で数千本もの電球を変えることも珍しくなく、半月ほどかかる現場もあるんですよ。おかげさまで、多種多様な工事にこれまで何百件と関わってきました。