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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

貴重なガラスでつくれる 気軽に学べるガラス教室
有限会社エポック・メイキング/Verre Epoque 代表取締役 田中均美

※営業目的のお電話は固くお断りいたします。
 
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インタビュアー タージン(タレント)
タージン 大阪府堺市で建築用デザインガラスのデザイン制作を中心に、ガラス教室Verre Epoque(ヴェールエポック)の運営も手がける有限会社エポック・メイキングさん。まずは、田中社長のこれまでの歩みをお聞かせください。
 
田中 美術系の大学を卒業後、一旦インテリア関連の仕事に就いたものの、大学のヨーロッパ研修で出合った本場のステンドグラスがずっと心に残っていたことから、ガラス装飾製造の会社に転職しました。その後、1996年に独立し、店舗や住宅などの建築用デザインガラスやミラー、ガラスアートを用いたインテリア製品のデザイン、制作、販売まで幅広く手がけています。2024年9月からは、本格的にガラス教室Verre Epoqueもスタートしました。
 
タージン 日本ではステンドグラスのようなデザインガラスはそこまで普及していませんから、技術を習得するのにご苦労されたのではないですか?
 
田中 はい。教室を探してはあちこち学びに行って、必要な専門スキルを徐々に身に付けていきました。以前山口県にあるお寺から、ご本尊をガラスにデザインするご依頼をいただきまして。ガラスに砂を吹きかけて表面を削っていくサンドブラストという技法で仏画を描く際、大学で専攻していた日本画の技術がすごく役に立ちましたね。また、建築ガラスの仕事では設計図面を見るので、インテリア業界での経験も活かされていると感じています。
 
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タージン 自らの力で道を切り拓いてきたわけですね。実際に施工事例を拝見したら想像以上のクオリティに驚きました。過去のご経験がすべて今に活きていて、技術力と表現力が本当に素晴らしいです。まさにエポック・メイキングさんにしかできない施工だと思いますよ。そして、そんな経験豊富なガラスのプロである田中社長から直接指導をしてもらえるのが、ガラス教室Verre Epoqueなんですね。
 
田中 はい。ガラスの世界をもっと多くの人に知ってほしいとの思いから教室を立ち上げました。コロナ禍以前に行政主催の子ども向け教室で10年以上教えてきた経験を活かし、子どもから大人まで気軽にガラス工芸を楽しめる教室にしていきたいと思っています。
 
タージン 先生の経験まであるとは心強いです。具体的にはどういったものをつくることができるのでしょうか?