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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

顧客から信頼を集める
丁寧な仕事の運送会社

 

活き活きと活躍する若手ドライバーたち

 
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矢部 先ほど、4人でZEALさんを設立したとうかがいました。現在はどのくらいの従業員の方がいらっしゃるのでしょうか。
 
鈴木 現在は約20名が所属しています。中には、協力会社さんのつながりから弊社に転職してきた方もいるんですよ。ちなみに、従業員の募集に当たっては、求人広告を出すよりも自分自身で人を集めるほうが性に合っているようでして。知り合いに紹介してもらったり、SNSで募集したりもしました。最近では依頼件数も増えてきているので、一緒に働いてくれる人が増えるのは嬉しいですね。
 
矢部 そのお気持ちはとてもわかります! 私も自分で経営している飲食店のスタッフは元々の知人や、紹介いただいた方が多いんです。運送業は人手不足だという話もよく耳にするものの、20名も集まっているとは活気がありますね!
 
鈴木 そうですね。実際、若手の方が多くて現在弊社の平均年齢は22歳なんですよ。
 
矢部 えー、若い! ご高齢のベテランドライバーの方が多いという運送会社さんも少なくないとお聞きする中で、若手のドライバーが多いのもZEALさんの強みなのではないでしょうか。実際に勤務する従業員の方から、会社のどのような部分に魅力を感じたか、といったお話はありましたか?
 
鈴木 社長である私自身もドライバーとして現場に出ていることを意外に思ったという話を聞きましたね(笑)。
 
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矢部 それは私も意外だと思いました(笑)。一般的な運送会社さんでは、社長は経営に注力しているイメージがありますね。
 
鈴木 確かにそうかもしれませんね。でも、私もなるべく従業員たちと一緒に、現場で働きたいと思っているんです。というのも、事務所から指示を出すだけでなく、私自身が現場にいることで、ドライバーたちも信頼してついてきてくれるという感覚があるんですよ。それに、現場の状況を常に自ら把握しておくことで、万が一トラブルがあったときにも、お客様に事情を私の口から丁寧に説明するといったフォローもしやすいですからね。
 
矢部 なるほど。鈴木社長が自ら現場を見守っていることで、従業員の方も会社を背負っているという責任感が生まれるのではないかと思います。それに、お客さんにとっても、荷物を任せる会社の社長さんが現場をよく知っているということは、安心感につながるのではないでしょうか。