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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

将来を見据えた療育で 子どもの個性を伸ばす
株式会社未来花323 代表取締役 鈴木真一

※営業目的のお電話は固くお断りいたします。
 
プロフィール 群馬県出身。10代の頃から子ども好きだったため、保育士の道を志す。高校卒業後、保育士資格と幼稚園教諭免許を取得のために通っていた学校の実習先の施設で看護師の仕事に感銘を受ける。資格取得後に方向転換し看護学校に入学。学業修了後は看護師として職務に従事。経験を積んだのち、(株)未来花323を設立し、2024年3月に放課後等デイサービス・児童発達支援 未来花を開業した。長年の看護師経験を活かし、多様な特性のある子どもたちのケア・サポートに取り組んでいる。
 
 
 
「得意を伸ばします」「みんなの笑顔の花を咲かせます」「自立の力を育てます」という理念を掲げる、株式会社未来花323(みらいかサンニーサン)の鈴木真一代表取締役。2024年3月に、保育士としての専門知識と看護師としての実務経験をフル活用すべく、放課後等デイサービス・児童発達支援の施設を立ち上げた。利用する子どもたちは未就学児から中学生までと年齢層が幅広く、個性もさまざま。そんな一人ひとりに合わせて支援プログラムを提供し、かつ保護者にも伴走している。子どもとその家族に対して真摯に、そして柔軟に接する鈴木社長に、事業への思いをうかがった。
 
 
 

医療と保育の知識を兼ね備えた強み

 
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インタビュアー 石黒彩 (元モーニング娘。)
石黒 株式会社未来花323が運営する、放課後等デイサービス・児童発達支援 未来花にお邪魔しています。まず、鈴木社長のご経歴を教えてください。
 
鈴木 私は子ども好きだったので、10代の頃から保育士を目指していたんです。その勉強をしていたときに、障がい児施設での実習があったんですね。その際に、看護師さんの働く姿に惹かれたんですよ。それで、保育士資格と幼稚園教諭免許を取得後、看護学校の門を叩きました。
 
石黒 保育士と幼稚園教諭のライセンスを持ちつつ、看護職に就かれたわけですか。
 
鈴木 はい。看護職に就いてからも保育士資格を活かしたい気持ちはずっとあったんです。また、親戚に障がい者がいることもあって、ハンディキャップを抱える子どもたちを支えたいとも感じていました。そういった思いが募り、これまで培ってきたノウハウをすべて活かせる道を考え、起業した次第です。
 
石黒 障害のある子を育てている友人が、「子どもを預ける施設に看護師資格の保有者がいないと不安」と話していました。だから、看護師キャリアもある鈴木社長が率いる未来花さんは親としてすごく安心できるでしょうね。子どもの体調管理などにも専門的に対応してもらえますしね。こういう施設を求めていた親御さんはかなり多いと思いますよ。