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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

被災地復興にも尽力! 解体業から事業を多角化
はなみち建設 代表 兼本誠

※営業目的のお電話は固くお断りいたします。
 
プロフィール 奈良県出身。10代から建設業にかかわり経験を積む。2020年に独立して解体工事・土木工事をメイン事業とする、はなみち建設を創業。一つひとつの仕事に丁寧に向き合い信頼を積み重ねている。経営の多角化にも取り組んでおり、2022年に、誰もが気軽にボクシングジムを楽しめるHANAMICHI-BOXING GYMをオープン。2024年にはセキュリティ事業も立ち上げ予定。解体工事では能登半島自身の被災地復興にも尽力している。
 
 
 
奈良県磯城郡田原本町を拠点に、解体工事を含む土木工事全般を請け負う、はなみち建設。ボクシングジムも運営し、2024年からは別事業としてセキュリティ事業もスタートさせる予定だ。兼本誠代表は人の縁を大事にしながら事業を展開。「困っている人を助けたい」という思いと柔軟な発想が各事業を成り立たせている。解体工事を通じて能登半島地震の復旧・復興にも尽力している兼本代表に、事業への熱い思いを聞いた。
 
 
 

ボクシングジムも経営

 
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インタビュアー 濱中治(野球解説者)
濱中 奈良県磯城郡に本社を構え、解体をメインに土木工事業を展開している、はなみち建設さん。本日はもう一つの運営事業である、奈良県桜井市のHANAMICHI-BOXING GYMで兼本代表にお話をうかがいます。解体業とボクシングジムとは異色の組み合わせで、興味深いです。まずは事業内容について教えてください。
 
兼本 奈良県磯城郡田原本町を拠点に、解体を含めた土木工事全般を請け負っています。解体は新しい建物を建設するために、既存の建物を解体する仕事で、インフラの重要な役割を担う業務です。具体的には、一般木造家屋の解体をメインに内装解体やハツリ作業、外構工事などを行っています。基本は重機を使いますが、場所によっては手壊し解体をすることがありますよ。自分たちだけでは仕事が回らないときも多いので、同業者とお互いに協力し合うことも多いですね。
 
濱中 同業者はライバルであり、パートナーでもあるというわけだ。驚いたのは解体業だけでなく、こちらのボクシングジムも経営されているところです。JR桜井線の巻向駅から徒歩5分と便利な立地ですよね。さらに、この2つの事業に合わせて、今年2024年からセキュリティ事業もスタートすると聞きました。
 
兼本 そうなんです。セキュリティ事業はボディガードによる警備業をメインに考えています。今後、カジノの増加や2025年の大阪・関西万博で需要が増えると思い立ち上げることにしました。