岩崎　菅野社長は塗装の業界に携わって長いのでしょうか？
 
菅野　ええ。私の実家も塗装業を営んでいましてね。職人の父のもとで育ち、同じ道を志すようになったんです。以来、業界で30年以上、外装リフォームに携わってきました。
 
岩崎　長年、塗装業一筋に邁進されてきたのですね。菅野社長が多くの現場で培った知識と技術が、菅野建装さんの品質重視の施工に活かされているわけだ。
 
菅野　はい。施工に関しては常に万全の態勢で、圧倒的な質の高さと“10年後の安心”をご提供できるように注力しています。そのために、必ず建物の塗装が可能かを調査し、結果に応じてご提案の内容も変えているんですよ。実に遺憾ですが、本来なら施工できない屋根を塗装して利益を得ようとする業者も存在するんです。
 
岩崎　そんな業者がいるなんて･･･。素人には見分けられないですし、その施工がいくらきれいな仕上がりでも、時間が経って問題が生じる可能性は高いですよね。
 
菅野　おっしゃる通りです。近頃のご相談だと、ノンアスベストの問題が深刻化していますね。2000年前後に建てられたお宅に使用されている屋根の多くが、現在は剥がれたり割れたりしてしまい塗り替えができないんですよ。そのようなケースで屋根カバー・葺き替え工事を行うものの、通常の塗装の3～4倍の金額がかかってしまうため、お客様も安価な業者への依頼を検討してしまう方が多数いらっしゃいます。
 
岩崎　家は一生の財産ですから、お値段が手頃だからといって飛び付くのは危険ですね。