※営業目的のお電話は固くお断りいたします。
顧客に寄り添うために独立を決意
山中 私は昔から生き物が好きで、10代の頃は動物の専門学校に通っていました。その頃、アルバイト先のトイレでゴキブリが大量に発生したので退治したら、みんなにとても喜ばれたんです。そこで害虫駆除の仕事に興味を持って専門会社に入社したのがこの業界の第一歩でした。そちらの会社では飲食店や居酒屋からのご依頼で各店舗のゴキブリやネズミ、コバエを駆除して経験を積んだんです。それから別のシロアリ駆除の会社に移ってさらにノウハウを培った後に退社した後は、リフォーム会社でリフォームの技術も身につけました。
タージン 害虫獣の駆除だけでなく、リフォームの会社でも経験を積まれたわけですね。害虫となると、苦手な方が多いですよね。駆除するときは床下に潜ることもあると思います。山中代表はそういうことに抵抗がないのでしょうか。
山中 私はゴキブリやシロアリもまったく怖くないし、床下に潜るのも抵抗はないですよ。むしろ好きなくらいです(笑)。
タージン それはすごい。となると、今のお仕事はまさに天職ですね。独立のきっかけも教えていただけますか。
山中 会社員として害虫獣の駆除をしていた頃、お客様から「こんなことできない?」といろいろなご要望があったんです。自分としてはできると思っているし、やってあげたいのに、業務外のため断らざるを得ないことが多くて、歯がゆい思いをしてきました。それで、独立すればもっとお客様の要望に応えられると考えて開業を決意したんです。
タージン 会社員ですと社内の決まりごとがあるから、独断でできないことはありますよね。でも、お客さんが求める仕事を大切にしたいという山中代表のお気持ちもよくわかるし、そこからのスタートだったというのは大事なポイントだと思います。