B+ 仕事を楽しむためのWebマガジン

経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

バドミントン指導を通じ
磨かれる心・技・体

 
 
glay-s1top.jpg
亀山 なるほど。確かに、保護者の影響はあるでしょうね。例えば、熱心な保護者ほど何事も「ああしなさい、こうしなさい」と先回りしがちで、子どもの考える余地をなくしてしまいます。
 
岩垂 おっしゃる通りで、子どものためを思ってやっていることが自主性をはばみ、自身で課題を乗り越える力やモチベーションを削いでしまうこともあります。子育ては本来、子どもを自立させるためのものであるはずです。“自分でできる子”を育てるには、保護者自身が変わる必要があります。そこで保護者の皆さんに1年を通じて12回のグループ指導を行っているんです。保護者も何か一つ目標を決め、達成に向けて行動し、常に子どもたちに見てもらうというのが基本の形。ご希望の方には個別のサポートも行いますよ。
 
亀山 保護者と子どもが共に学び、共に戦う。本来のあるべき親子の姿だと思いますね。親子やスポーツに限らず、上司と部下などビジネスにも応用できる発想です。
 
glay-s1top.jpg
岩垂 日本の社会は、大人になって学ぶことにあまり重きを置いていません。学校を卒業したら「もう学ばなくていい」という感覚のままでは、過去の経験と知識をベースにしか物事を考えられず、常に小さな枠にとどまってしまいます。でもスポーツでもビジネスの世界でも、優秀な人ほどコーチをつけて学びを深めていると思うんです。こういった考え方をより多くの方に理解していただくため、企業や学校での講座を含めた取り組みを今後も広めていきたいですね。
 
亀山 今日のお話は指導者として共感する部分が多く、思わず聞き入ってしまいました。長野にとどまらず、その思いを日本中に届けていただき、選手である子どもだけでなく、保護者・指導者の意識をどんどん変革していってください!
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
使命や目的を持つことです。何のためにこの仕事をしているのか、使命や目的がはっきりしていればやりがいも感じられますからね。
(岩垂潤)
 

:: 企業情報 ::

特定非営利活動法人ミンピーベーサーバドミントンアカデミー

〒399-0701 長野県塩尻市大字広丘吉田1339-28

ホームページ
https://sgrum.com/web/mimpi/

※営業目的のお電話は固くお断りいたします。