B+ 仕事を楽しむためのWebマガジン

経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

野球グローブ新ブランド
プロ仕様の品質を一般化

 
 
glay-s1top.jpg
濱中 三浦社長のプロ仕様への強いこだわりはどこから生まれたのでしょう? そもそもプロ仕様のグラブというものが何なのか知らない人も多いかもしれません。
 
三浦 そうでしょうね。私がプロ仕様のグラブを知ったのは、実業団にいた頃に、初めてプロ野球選手たちが実戦で使うグラブを手にした時でした。トップ選手が使うグラブは市販品の“プロモデル”と呼ばれているグラブとまったく違うことに衝撃を受けたんです。
 
濱中 革の質が全然違いますよね。革が薄くてしなやかで、芯がカチッとしていて強い打球にも負けず、なおかつ手になじみやすい。そして軽いのも大きな特長です。それに比べて、市販のグラブはみんな革が厚く重たい印象があります。
 
三浦 そうなんです。スポーツ店で買える“プロモデル”はプロ選手のグラブの形をなぞってはいるものの、革が違うし大量生産品なので、職人さんが一つひとつ手作業で仕上げている本物のプロ仕様とは別物なんですね。一方で、市販品のグラブは重たいのにも理由があり、耐久性を重視して長く使い続けられるように革を厚くしています。でも私は、10代で本気になって野球に打ち込んでいる子たちにこそ、プロ仕様のグラブを使ってほしいんです。高校野球も大学野球も、一球のプレーが甲子園や神宮の晴れ舞台に立てるかどうかを分けてしまいます。そういう究極のところで頑張っている人たちのために、プロ仕様のグラブを一般化して提供するのがGenuineの役割だと思っています。
 
濱中 去年から売り出して、すべり出しの調子はいかがですか?
 
glay-s1top.jpg
三浦 車で各地のスポーツ店に営業回りをして、どうにか30店舗近くに置いてもらえるようになりました。でも、まだまだ知名度が足りないので、もっと広げていかなければいけません。
 
濱中 短い期間にそれだけの販路を開拓できるのはすごいですよ。BMWの営業日本一はだてじゃないですね。最後に、今後の目標についてもお聞かせください。
 
三浦 目指すはグローブ界のルイ・ヴィトンです。少し金額は張るかもしれないが、野球を愛するみんなが憧れ、人生をかけて野球に取り組むすべてのプレーヤーに他社とは違う本物の価値を提供していきます。
 
濱中 いつか一流プロ選手の手にGenuineのマークを見つける日が楽しみです。応援しています!
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
お客様に喜んでいただけることです。良い商品を提供して喜んでもらえると、大きなやりがいを感じます。
(三浦知晃)
 

:: 企業情報 ::

株式会社 Genuine

〒661-0022 兵庫県尼崎市尾浜町3-31-13 ハナゴルフアカデミー内

ホームページ
https://genuine-2023.com
Instagram
https://www.instagram.com/genuine_japan89/

※営業目的のお電話は固くお断りいたします。