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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

あおばなの未来を開拓
“草津ブルー”の伝承者

 

あおばなの可能性を日本から世界へ発信

 
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タージン まさに、あおばなという存在が地域のコミュニティの一翼を担っているようですね。
 
峯松 タージンさんのおっしゃる通りで、私どもは花摘み体験や講演活動を通して、あおばなの存在を知ってもらう地域貢献活動に力を入れています。それに準じて、地元の農業高校や企業様とタイアップし、あおばなの可能性を広げるプロジェクトを行っているんです。
 
タージン お花摘みをする機会はなかなかありませんから、良い体験ですよね。
 
峯松 あおばな畑以外に、青い花が摘める花畑はなかなかありません。ネモフィラも青色がきれいな代表的なお花ですが、写真を撮ることしかできませんよね。ですから、花を摘み、さらにはワークショップも行うなど、あおばなは観光資源としての役割も今後担っていける、無限の可能性のあるお花なんですよ。
 
タージン 体験できるのはもちろん、自分で摘んだお花がお土産品になると、県外にお渡しするお土産としてもいいですよね。峯松代表は今後の展望はどのようにお考えでしょうか?
 
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峯松 地域の観光資源としてあおばなの存在を知ってもらうためにも、関係人口を増やしあおばなのコミュニティをどんどん広げていきたいと考えています。それが、あおばなを未来につないでいくための手段かなと。また、あおばなは着物づくりにも使われていたので和菓子に使用するなど、衛生面も考慮した加工を草津市と協力し頑張っているところです。あおばなを粉末にするところまで辿り着いていますから、あおばなの青を何かに使いたい事業者さんや、もっと高度な加工ができる技術力のある企業を募集しています。ぜひ一緒に、あおばなの可能性を世界に広げていきましょう!
 
タージン こんな青色のきれいなお花があったとは驚きでしたし、峯松代表のお話から、あおばなに対する熱い思いが伝わってきました。ぜひ、これからもあおばなの可能性を日本のみならず世界へ発信していってください! あおばなのきれいな青の商品がたくさん生まれること私も楽しみにしています。
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
今の取り組みを始めて以来、大変なこともたくさんありました。ですが、あおばな畑で花を摘んでいると、気持ちが晴れて楽になったんです。当時は一人でやっていたことが、今では子どもたちや多くの方が一緒に花を摘んでくれる。それだけで感動しますし、やりがいにつながっています。
(峯松孝好)
 
 :: 会社概要 :: 
  ■ 社名 特定非営利活動法人青花製彩
■ 本社 〒525-0029 滋賀県草津市下笠町207-1
■ 事業内容 あおばなの栽培管理/あおばなの活用方法の提案/あおばなを使った地域のイベント企画・運営
■ 設立 2022年2月
■ 従業員数 3名
■ ホームページ https://www.big-advance.site/c/135/1814
■ Instagram https://www.instagram.com/aobanaseisai/
※営業目的のお電話は固くお断りいたします。