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あおばなに可能性を感じてNPO法人を設立
峯松 両親が飲食店を経営していて、専門学校卒業後は店長をしていました。4~5年勤める中で、アルバイトの子があおばなについて卒業論文を書くという話を聞いたんです。そこから、あおばな農家の後継者がいなくて困っているという現状を知りまして。興味が湧いて、2週間後には種を手に入れて自分であおばなを栽培してみることにしました。それからはあおばな農家の中村繁男さんに弟子入りし、2年間、飲食店経営とあおばな栽培の二刀流で活動していたんです。
タージン 興味が湧いてから2週間後に自身で栽培も始めるとは、峯松代表はものすごいバイタリティをお持ちですね! 独立に至ったきっかけも気になりますよ。
峯松 早朝から一つ一つ手作業で花を摘む作業は大変だったものの、2年間休むことなく通い続けた結果、中村さんから「あとはお前にあおばなを任せたぞ」という言葉をいただいたんです。それで「あおばなを守らなければ」という覚悟と責任が生まれました。あおばなの性質やきれいな発色に可能性を感じましたし、また次の世代にあおばなを残すためのコミュニティをつくるべく、2022年2月に特定非営利活動法人青花製彩を立ち上げ現在に至ります。