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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

顧客もスタッフも笑顔に おもてなしが光る居酒屋
株式会社だんらん処一 代表取締役 髙木一郎

※営業目的のお電話は固くお断りいたします。
 
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インタビュアー タージン(タレント)
タージン 兵庫県伊丹市を中心に6店舗を経営されている株式会社だんらん処一さん。唯一、大阪市にある「和らぎ処一」さんにお邪魔しています。伊丹市から大阪市、それもビジネス街として知られる北浜にお店を構えられたのは何かきっかけがあったのでしょうか?
 
髙木 私たちは、「外食でお客様を笑顔に」をベースとし、さまざまなコンセプトのお店を立ち上げてきました。大阪市で店舗を構えたのは、伊丹市でのサービスも軌道に乗り、人の多い地域でビジネス街のニーズに合ったサービスを展開したいと思ったからです。最近はリーズナブルなランチの提供も始めたところですよ。これまでも鮮度にこだわった浜焼きのお店から種類豊富なお酒をそろえるお店、割烹など、そのエリアでは唯一のお店となるよう、戦略を練ったうえでオープンしています。お一人様でふらっと立ち寄りたい方、宴会をご希望される方などシーンごとに使い分けができる空間を意識してきました。
 
タージン 髙木社長の飲食にかける情熱が伝わってきます。これまで業界一筋で歩まれてきたんですか?
 
髙木 最初は別の道を考えていました。ですが、アルバイトで飲食店に勤めたとき天職だと思ったんです。その後はホテルで和食の勉強をし、いろいろなお店で料理、接客を学んで2009年に独立しました。そして4年後に「浜焼き処一」を開店したんです。
 
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タージン 浜焼きスタイルのお店も一時ブームになりましたよね!
 
髙木 確かに浜焼きを売りにする店舗は増えていました。ただ、流行ると廃れるは表裏一体だと考えているので、流行はあまり気にしていないんです。この時浜焼きのお店にしたのは、若手スタッフに任せたいとの思いがあったからで、せっかく新規開店するのなら、スタッフたちの自主性や個性を大切にできるお店にしたいと考えました。
 
タージン スタッフの皆さんの適性を重視されているんですね。
 
髙木 それぞれのいいところを反映できるよう、適材適所を心がけています。スタッフには、「どのように、いつ仕事がしたいのか、将来どうなりたいのか」を常に聞くようにしています。アドバイスしたところで、それぞれが「やりたい」というタイミングを見つけなければ、長く続けるのは難しいです。