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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

 
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狩野 スタッフさんとも協力し合っているのですね。ところで、店内の値段表を見るとかなりリーズナブルだと思いました。先ほど、価格を抑えているとお話をされていましたね。若い人が「高そうな店だ」と思って入りづらいのだとしたら、もったいないです。
 
羽田 そうなんですよ。お酒の値段も安いほうですし、一度飲み食いしたらわかってもらえるはずです。
 
狩野 ぜひ若い人にもおすすめしたいですよ。来店したお客さんに絶対食べてもらいたいメニューはありますか?
 
羽田 やはりお刺し身ですね。三種盛り、五種盛り、七種盛りとあって、七種を食べてもらえたら、当店がどんな魚を出しているかわかると思います。他にも、おすすめはアサリの洋風酒蒸し。三重県や愛知県の海で採れた、粒が大きく質のいいアサリを使っていて、余ったおだしでつくるリゾットも好評です。
 
狩野 和のテイストが強いお店でリゾットとは意表を突いてますね! 発想が自由ですし、それをきっちり一品にまとめる料理の腕もさすがです。
 
羽田 ありがとうございます。実は、酒蒸しからのリゾットというアイデアはお客様からいただいたものなんです。試しにやってみたら喜んでもらえて、すぐにクチコミが広がり、他のお客様が「リゾット食べに来たよ」と言ってくださるようになりました。
 
狩野 そのようにして、お客さんとのコミュニケーションを即興的に生かせるのも、個人のお店ならではの強みだと思います。
 
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羽田 そうですね。厨房とフロアが完全に分離したような大きなお店だと、つくった料理がどのように受け止められているのか、直に反応を見ることができません。今は目の前でお客様の喜ぶ顔が見られるので、大きなやりがいを感じます。
 
狩野 お客さんとの距離も縮まりそうですね。私も今度こっそり来たいくらいです(笑)。最後に、今後の目標をお聞かせください。
 
羽田 この店の経営が軌道に乗ったら、次はおばんざいとおでんをメインとした別の店を開きたいと思っています。働き盛りの会社員の方々がほっと一息つけるような癒しの空間が理想です。
 
狩野 それは楽しみですね。羽田代表はご自身のこだわりをしっかり持ちながら、周りのアイデアを取り入れる柔軟さもあり、素晴らしいと思いました。これからもおいしい料理とお酒で、多くの人たちを笑顔にしてください!
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
どこまでその仕事を好きになれるか。そして、どれだけその仕事に打ち込めるかが大切だと思います。
(羽田摩伊人)
 

:: 店舗情報 ::

海鮮酒場 琥珀

〒650-0012 兵庫県神戸市中央区北長狭通1-3-8 五風ビル1F

ホームページ
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Instagram
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