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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

海鮮がうまい神戸の酒場 店主の目利きで旬の味を
海鮮酒場 琥珀 代表 羽田摩伊人

※営業目的のお電話は固くお断りいたします。
 
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インタビュアー 狩野恵輔(野球解説者)
狩野 兵庫県神戸市中央区にある、海鮮酒場 琥珀さん。今年2024年4月にオープンしたばかりだそうですね。外観も店内も落ち着いた雰囲気で、大人のお店という感じです。
 
羽田 ありがとうございます。阪神電鉄の神戸三宮駅から歩いてすぐのこの辺りは、夜になると仕事帰りの人などで賑わう盛り場なんです。でも、ここの店構えは周りと少し印象が違うかもしれません。若い人向けに価格を抑えているものの、狩野さんのおっしゃる通り、大人のお客様が中心ですね。
 
狩野 食事とお酒をゆっくり楽しむことができそうですよ。羽田代表は飲食業のご経験が長いのですか?
 
羽田 はい。高校生の時にアルバイトをしてから41歳の今まで、飲食店での仕事がほとんどでした。中華料理メインの店だったり、創作和食の店だったり、大手の居酒屋チェーンに勤めたこともあります。当店に和と中華の要素が入ったメニューが多いのも、自分のこうした経験を反映しているんです。
 
狩野 多岐にわたるジャンルの料理に携わってこられたのは、羽田代表の大きな強みだと思います。特に、魚を使った料理が目立ちますね。刺し身に煮付け、丼と、どれもおいしそうです!
 
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羽田 実は以前、魚屋さんの移動販売もしていた関係で、神戸の中央卸売市場の人たちと知り合い、おいしい魚を仕入れることができるようになったんです。今も朝6時過ぎぐらいに市場へ行って、自分の目利きで魚を選んでいます。石川県から送られてくる日本海の魚や、長崎県の漁港で揚がった魚など、いろいろ買い付けていますね。
 
狩野 それを聞くと一層食べたくなるなぁ。こちらのお店は15時から朝8時まで営業しているそうですね。早朝の市場通いは大変なのではと思います。
 
羽田 週末は夕暮れ前から翌朝まで店を開けているので、閉店が近付く時間になるとスタッフに代わってもらって市場に出かけます。自分で自分の店を営むことが念願でしたから、忙しいのは苦じゃないですね。