濱中　ここまでお話をうかがって、全員で一丸となって成長する川島運送有限会社さんが、見事な上昇気流に乗っているとよくわかりました。70年の歴史を誇る御社だからこその信用と実績でしょう。
 
井上　ありがとうございます。ただ、他社と同じで悩みの種はドライバー不足なんですよ。弊社では、大型免許取得の費用を負担していて、未経験の方も大歓迎です。ぜひ、走ることが大好きな方に集まっていただきたいですね。また、弊社は営業部長を中心に運送以外の業務にも進出しているところなんですよ。
 
濱中　これは聞き逃せません。詳しい内容を教えてください。
 
木下（嘉）　私は、半年前に入社するまでイベント関係の仕事をしていたんです。そこで思い付いたのがトラックを予想外の方法で活用すること。例えばジュニアサッカーのイベントで荷台にスピーカーを取り付けたトラックを提供し、音楽を鳴らしたりお立ち台に利用していただいたりと、これまでにない形の仕事を増やしているんです。
 
濱中　ウイング車の荷台なら雨の日でも落ち着いて話ができますね。それに高いところでのインタビューや表彰式は選手にとって気持ちがいいものですよ。
 
木下（嘉）　そうですね。特に、子どもたちに体験してもらえばトラックの見方や世界観が大きく変わるはずです。このような機会を利用して、一人でも多くの子どもに「トラックに乗りたい。将来はドライバーになりたい」と夢を膨らませてもらえたら嬉しいですね。
 
濱中　頼もしい右腕や熟練のドライバーさんたちと共に前進する。井上社長の将来がとても楽しみになりました。それではあらためて今後の抱負をお聞かせください。