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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

ウエイトに頼らないジム 生涯動かせる体をつくる
プライベートフィットネスジムREI 代表 河内勝幸

※営業目的のお電話は固くお断りいたします。
 
プロフィール 大阪府出身。自動車の板金業に20年携わった。その後、トレーナーの指導者資格を取得し、30代後半でトレーナーに転職。2023年、同府守口市にプライベートフィットネスジムREIを開く。ダイエットや健康維持を目的に通う会員たちから好評を得ている。2024年にはオンラインレッスンもスタートし、さらに利用者の幅を広げつつある。
 
 
 
大阪府守口市にあるプライベートフィットネスジムREI(レイ)は、一般的な筋トレのイメージとは異なる、ウエイトトレーニングに頼らない体づくりで注目を集める開業2年目のジムだ。河内勝幸代表がマンツーマンでレッスンを行い、わずかな時間で汗だくになる会員たちは、回を重ねるにつれて少しずつ自分の体がより元気で活発に動かせるようになっていることを実感していく。地域の健康増進に貢献したいと意気込む河内代表に話をうかがった。
 
 
 

キャリア20年の板金工がトレーナーに転身

 
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インタビュアー 狩野恵輔(野球解説者)
狩野 大阪府守口市にある、プライベートフィットネスジムREIさんは今年2024年でオープンから1周年だそうですね。河内代表はそれ以前もジムなどでお仕事をされていたのですか?
 
河内 いえ、REIを始める前は、20年ほど車の板金工事の仕事に携わっていました。もともとトレーニングが好きで、毎朝ジムで体を動かしてから出社するのが日課だったんです。そして、30歳を過ぎたあたりから何か新しいことがしたいと思うようになり、選んだのが今の仕事でした。
 
狩野 車以外の好きなことを次の仕事にしようと決めたわけですね。
 
河内 はい。それと、もう一つのきっかけは、がんで亡くなった父のことです。合併症で1ヶ月ぐらい寝たきり生活が続いた父は、起き上がることさえ難しくなり、懸命にリハビリしていた姿を今でもよく覚えています。高齢になると、少し歩かないだけでこんなにも歩く力が衰えてしまうのかと痛感させられました。そこで、将来にわたって動かせる体づくりのお手伝いが自分にできるとしたら、やりがいがあるのではないかと考えるようになったんです。