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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

数多くの実績を誇る
内装工事の専門家!

 

エコな新工法で壁紙の廃棄量を削減

 
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宮地 竹島内装さんでは、環境への配慮やSDGsを意識した取り組みも行っておられるとお聞きしました。
 
社長 はい。弊社では、傷んだ壁紙を剥がさずに染色剤を塗布することで、修繕や壁色を変更できる、新しい工法を実施しています。この工法を用いれば壁紙を剥がすことなく残材、つまり剥がした壁紙などの廃棄物を出さずに壁を美しく修復することができるんですよ。というのも、日本全国における壁紙の年間廃棄量は数万tにも上ると言われており、私は以前からその廃棄量に問題意識を持っていました。そこで、この壁紙を剥がさない新工法やリペア技術を取り入れることにしたんです。
 
宮地 数万tもの廃棄物が出ているとは、もったいないですね! それほどの廃棄量を減らせるとなれば、まさに自然に優しい施工だと思います。ただ、壁紙は燃えにくい加工をしてあるものや、汚れが付かないようなコーティングが施されているものなどもあり、廃棄処理が難しいと聞いたことがありますね。
 
部長 そうなんです。そこで一般的には、壁紙をチップと呼ばれる細かく裁断した状態にして埋め立てています。しかし、何十年たっても微生物によって分解されることがないため、埋め立て場がいっぱいになれば、また別の場所に埋め立てなければならないのが現状なんです。
 
社長 だからこそ、弊社が取り入れている工法が生きてくるわけです。弊社の壁紙リペア技術であれば、傷んで黄ばみやシミができてしまった壁紙も、張り替えたばかりの新品であるかのように生まれ変わらせることができます。また、染色剤を塗布する施工方法なので、壁紙を張り替える施工法の約半分の料金で、なおかつ約3分の1の時間で施工が可能です。また、施工中はラベンダーの香りで乾燥するとほぼ無臭になるので、お客様が在宅中でも施工できるんですよ。
 
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宮地 施工中に外出する必要がないのは助かりますね! どんな方が利用されるのか気になります。
 
部長 コロナ禍の影響によって県をまたぐ移動が制限され、自宅からリモートワークをするようになった方が増えましたよね。打ち合わせや会議もリモートになり、家の壁を背景にビデオ通話を行うという方も多かったと思います。そんなときに、真っ白な壁では味気ないので壁紙リペア技術で好きな色に変えたいといったお客様もおられましたね。
 
宮地 確かに、私もリモートでの打ち合わせが増えたころは家の中が映って相手に見えてしまうのがとても嫌で憂鬱でした。画面に映る部分だけでもきれいになっていたら気分が上がると思います。それに環境にも優しいうえに、お安く早く仕上がるとなればお客さんにとっても嬉しい施工ですね!