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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

爪のレスキュー隊を養成
健康寿命を伸ばしたい!

 
 
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小林 足が変形する理由の一つが水虫や爪カンジダ症など、菌が原因の疾患です。これらの菌は薬で退治できるので、私たち福祉爪ケア専門士は専用のネイルマシンやニッパーを駆使して崩れた爪を整え、靴を履き歩いて病院に行ける状態まで戻すことが大きな目的です。
 
八重樫 なるほど。しかし、爪のトラブルは高齢者に限りませんよね。
 
小林 ええ、最近は巻き爪のお子さんや、爪のトラブルで実力を発揮できず悩んでいるアスリートも多く、夫と共にスポーツ選手の爪ケアによる能力向上を目指すアスリートネイルの普及活動も始めたところなんですよ。私たち爪のレスキュー隊はインソールの製作から爪のケアまで一貫してサポートすることで、さまざまなお悩みを根本から改善に導きます。
 
八重樫 ボクシングはフットワークが命のスポーツ。私も現役時代は爪の長さや形に神経を尖らせてきました。だから、日常生活でも爪の健康がいかに大切かよくわかるんですよ。ところで、福祉爪ケア専門士を目指す生徒さんはどのような方が中心なのでしょう。
 
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小林 介護や看護など医療従事者の方が多いですね。福祉爪ケア専門士は3級から1級まであり、最初に挑戦していただく3級は2時間の座学と6時間の実技を受講すれば合格です。翌日から勤務先の施設や病院で施術できますよ。また、今後は起業塾を立ち上げ、爪ケア事業者の独立も支援する予定でして。資金に乏しい福祉業界の皆さんを応援するため、ポケットマネーで参加できる内容にするつもりです。
 
八重樫 開業を目指す福祉・医療業界の方にとって、小林代表の存在はありがたいですね。今後のご活躍も楽しみですよ。
 
小林 ありがとうございます。ネイルというと皆さん真っ先に美容を連想すると思います。でも、健康な爪があって初めてきれいなネイルになるもの。ですから私の目標は爪のトラブルで悩む方をゼロにすることです。福祉爪ケア専門士は爪のお手入れの基本が身に付いているネイリストにもぴったりなので、ぜひ、この資格を取って爪のレスキュー隊となり活躍の場を広げていただきたいですね!
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
爪のケアをすると、お客様ははちきれそうな笑顔を見せてくださり、「ありがとう」とおっしゃるんですよ。その笑顔こそ、私の原動力です。自分がやりたいことを仕事にしたことで毎日が本当に楽しいので、まだまだ頑張りたいと思います!
(小林ようこ)
 

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福祉爪ケア普及協会

〒241-0821 神奈川県横浜市旭区二俣川1-7-1-101

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