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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

どんな声にも耳を傾け
あらゆる口の悩みを解決

 

訪問歯科診療など、多様な診療に対応

 
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石黒 南院長が歯科医を目指されたきっかけは何だったのでしょう。お身内に歯科医療の関係者の方がいらしたとか?
 
南 いえ、父も会社勤めでしたし、歯科医への道を強いられるプレッシャーもなく、純粋に興味ある分野を追求してきました。子どもの頃から、工作などの細かい手作業が好きだったんですよ(笑)。加えて歯科医にも興味があったので、人生のレールが自然とできあがっていったと言えます。
 
石黒 主体性を持って歯科医を志されたと。順風満帆な歩みから察すると、きっと天職なのでしょう。では、そんな南院長が手がける診療の内容についてもうかがいます。ホームページを拝見して気になったのは「摂食嚥下ケア」。これは、食事での飲み込みにくさを改善する診療ですよね?
 
 おっしゃる通りです。内視鏡で咽頭部の動きを確認し、口腔機能の問題点を把握します。そのうえで誤嚥リスクの少ない姿勢や食品のご紹介、食事介助やトレーニング、口腔ケアの方法などを患者様に合わせてご提案していますよ。
 
glay-s1top.jpg 子どもから高齢者まで安心して通える明るい院内
子どもから高齢者まで安心して通える明るい院内
石黒 手厚い内容ですね。私はおばあちゃん子だったので、歯の悪化に比例して食が細くなり認知症も進む祖母の様子を目の当たりにし、誤嚥性肺炎にも直面しました。でも歯科治療で口内が改善するにつれ、体調も良くなったんですよ。まるで魔法を見ているようでした。
 
南 それは本当に良かったですね。加齢や病気によって口腔機能が弱まると、食事を摂りにくくなります。そのまま放置すると、おっしゃるように誤嚥性肺炎の原因にもなり、命に関わりますからね。口内機能で気になる症状が出たら、お気軽にご相談いただきたいです。
 
石黒 頼もしいです。こちらでは訪問歯科治療もなさっているんですよね。高齢者をはじめ、通院が難しい方へのケアに尽力されている姿勢が伝わってきます。
 
南 ありがとうございます。これまで私は、複数の医院で訪問診療部長を務めてきました。口腔外科で、持病のある方に治療を行ったこともあり、こうした経験を活かしてライフワークとして訪問歯科治療に取り組んでいるんです。ほかにも一般的なむし歯や歯周病の治療、インプラント、見た目とかみ合わせを考慮した審美治療、薬剤を入れたマウスピースによるホームホワイトニングのほか、母子の健康を守るマタニティ歯科診療などにも対応し、どの診療も高い技術力で行えていると自負しています。