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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

時代の先端を駆け抜ける 士業界の粋なお祭り男
大倉登記測量事務所 土地家屋調査士 大倉明

※営業目的のお電話は固くお断りいたします。
 
プロフィール 大阪府出身。大学卒業後に勤務した飲料メーカーを退職後、土地家屋調査士の資格を取得し、大倉登記測量事務所を設立する。(一社)大阪青年会議所の一員であった際、天神祭りの船渡御(ふなとぎょ)における世話役を担う中で祭りに魅了され、だんじり祭りの世話役も務めるようになった。また、船渡御での経験を活かし、気軽に楽しめる川下りの船を自ら企画・運航するなど、船の魅力を発信している。【ホームページ
 
 
 
「市中を威勢よく駆け巡るだんじりの横で、自分も一緒に駆けることこそが人生の喜び」と、大倉登記測量事務所の大倉明代表は子どものように目を輝かせて語る。仕事に、祭りに、船に、何事にも全力投球で取り組むその姿勢は、後に続く若者の目標であり、希望でもある。土地家屋調査士としての仕事、そして祭りや船の世話役としての仕事、どちらにも共通するのは“誰かのために”という熱い思いだった。
 
 
 
次世代を担う後進の育成という使命を胸に
 
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インタビュアー 畑山隆則(元ボクシング世界王者)
畑山 土地や建物の登記・測量を行う大倉登記測量事務所の大倉明代表にお話をうかがいます。B-plusに登場するのは今回で2度目ということで、前回お話をうかがってから1年が経ちました。その後もお仕事は順調ですか?
 
大倉 はい、おかげさまで。それと嬉しいご報告があるんです。前回お会いしたとき、これからは後進の育成を一番に考えたいとお話したのを覚えていらっしゃいますか?
 
畑山 ええ、もちろんです。
 
大倉 そうはいっても、この業界は誰の教えも乞わないという一匹狼も多いんです。そういう若者と、どうコミュニケーションを取っていくかがずっと課題でした。でも、畑山さんとお話しして、自分の考えを発信し続ける大切さを実感したんです。あれからずっと発信し続けていたら、つい先日、以前一緒に働いていた元同僚から「大倉さんと一緒に仕事をしたい」と連絡をもらったんです!
 
畑山 それは喜ばしい! まだお若い方なんでしょうか。
 
大倉 彼は私よりも20歳年下でして、私の知識や技術を彼が引き継いでくれたら嬉しいです。もちろん私が彼にサポートしてもらっている部分もあって、とても良い関係を築けているんですよ! 畑山さんのおかげです!
 
畑山 そう言っていただけると私も嬉しいです。お役に立てたようで何よりですよ!