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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

土を触ってアースする
農業革新に挑む経営者

 

農業の可能性を広げていきたい

 
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タージン 農業の可能性を広げるべくまい進されている仁木社長は、今後についてどのような目標を描いているのでしょう。
 
仁木 ゆくゆくは、子どもたちの人気職業ランキングで農業がランクインする世の中にしたいと思っています。そして、農業体験×ツーリズムや農業×アートなど、農業の可能性をどんどん広げていきたいんです。農業は無限の可能性があります。そこを花開かせていくことが、弊社の理念である「農場から世界を革新したい」に通じると思っています。また、日本の良いものをどんどん海外へ輸出していきたいですね。
 
タージン 農業は野菜が売れなくて廃棄してしまうなどマイナスのイメージもありますよね。そこを、仁木社長のように加工品を製造して販路をしっかり持つことは、生産者としてやりがいも持てるでしょう。仁木社長の手がける事業は、まさにスタイリッシュな農業と言えますよ。
 
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仁木 ありがとうございます。まだまだ課題は山積みですが、見栄えからでも農業というイメージを変え、それが若い人の興味を持つきっかけになればそれでいいと思っているんです。日本は少子高齢化が進み、農家の数はどんどん減少しています。若い人が日本の農業を守っていかないといけないので、イメージチェンジに注力して若い力をつけていきたいですね。ちなみに、現在当社には社員5名が在籍していて、平均年齢は20代後半から30代前半と比較的若いんですよ。
 
タージン 若い企業は活気があっていいですよね。最近では貸し農園なども増えてきて、農業に興味を持つ人も増えてきている気がします。土に触れるのは精神的に安定するのでしょうね。
 
仁木 そうなんです。あえて裸足で地面を歩いたり、軍手をしないで土に触ってみたりすることを“アースする”と言って、土に触れると良い効果があるんですよ。最近話題の「銭湯で整える」のように、「土に触ってアースする」を次の流行語大賞にしたいですね。
 
タージン 仁木社長は将来のビジョンをしっかりと持たれていて、お話を聞いていてなんだかワクワクしてきましたし、農業の可能性を感じましたよ。今後のご活躍を応援しています。
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
私は農家になることを躊躇ったこともありました。仕事の原動力は、自分のコンプレックスを壊しにいくこと。メラメラしている気持ちが根底にありますね。
(仁木光俊)
 
 :: 会社概要 :: 
  ■ 社名 株式会社ニッキーファーム
■ 本社 〒770-0061 徳島県徳島市不動北町2-2101-1
■ 事業内容 農作物の栽培・販売
■ 設立 平成24年10月
■ 従業員数 19名
■ 主な取引先 デリカフーズ株式会社/全農徳島/大黒天物産株式会社/横浜市場センター等
■ ホームページ https://nikky-farm.com/
■ Instagram https://www.instagram.com/nikky_farm/