B+ 仕事を楽しむためのWebマガジン

経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

産直市場やネット販売で こだわりの野菜を提供!
はらぺこ畑 杉正農園 代表 杉浦正人

 
glay-s1top.jpg
インタビュアー 水野裕子(タレント)
水野 愛知県碧南市のはらぺこ畑 杉正農園さんにお邪魔しています。お話をうかがうのは、杉浦代表と奥様の裕子さん。さっそく農園の歴史や栽培する作物を教えてください。
 
杉浦(正) 当農園は私で6代目になります。この地域は川と海に囲まれたミネラル分が多いさらさらした土壌で、土臭さのない野菜が収穫できるのが最大の特徴です。私たちは昔から露地栽培で里芋、人参、サツマイモなどを生産していまして。2021年から栽培を始めたトウモロコシも人気なんですよ。販売先は地域の産直市場に加えコロナ禍を機にネット通販にも注力しています。ありがたいことに全国にお客様が増えリピーターさんが応援してくれているんです。
 
水野 杉正農園さんは、農園の名称も作物のネーミングもユニークでわかりやすいですね。
 
杉浦(裕) ありがとうございます。「はらぺこ畑」という屋号やロゴは私が考えたんですよ。作物も特徴を表現するため里芋には「とろりん」、ヤングコーンには「ヤングコーンであなたの人生変わったらゴメンナサイ」などと名付けてアピールしています。
 
水野 ついつい手が伸びる絶妙なネーミングですよ。作物の栽培で心がけていることは?
 
glay-s1top.jpg
奥様の杉浦裕子さん
杉浦(正) 私たちのポリシーは大きくて甘い作物を育てることです。1本でお腹がいっぱいになる巨大なサイズと食べ飽きないおいしさを併せ持つ、とにかくインパクトのある野菜を精魂込めて栽培しています。また、荷づくりにも数々の工夫を凝らしているんですよ。
 
杉浦(裕) ネットで注文してくださったお客様への発送は、オリジナルの段ボールに商品を詰めかわいい柄で剥がしやすいように工夫したテープで梱包しています。手紙の同封は当たり前で、一つひとつ私が手書きした感謝のメッセージカードを同封しているんです。また、最適な保存方法や「金時のおでん」など意外なお勧めメニューもご提案していまして。届いた野菜やおいしそうな料理を写真に撮り、SNSにアップしてくださるお客様がたくさんいて嬉しい限りです。