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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

建築にイベント、飲食も
幅広く事業を展開し躍進

 

仕事が楽しいから苦労を苦労と思わない

 
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畑山 先ほど、フェリーチェさんには180名ものスタッフさんが在籍しているとうかがいました。正社員の方は何名くらいですか?
 
石丸 現在8名です。それぞれ得意分野があるので、適材適所を各業務に配分しながら事業を運営しています。
 
畑山 法人化してまだ1年足らずなのに、社員8名。スピード感もお見事です。どんなタイプの方が多いのでしょう?
 
石丸 独立志向の強いスタッフが多いですね。ですから、経営者目線で動いてくれるんですよ。結果的に仕事の質も高くなり、とても助かっています。そういった向上心を持っているスタッフが多いのは、弊社の強みの1つだと自負しています。
 
畑山 若い人は受け身な人が多い印象ですけど、目標に向かって努力している人が多いのは素晴らしいです。私は16歳で東京に出てきました。世界チャンピオンを目指し、毎朝6時からロードワークに出て、日中はパチンコ屋で働き、夜間にボクシングジムで練習という生活を続けました。22歳で世界チャンピオンになれたものの、夢に向かって頑張っていた若かりし頃は、苦労も苦とは感じない日々で充実していましたね。なんだかその頃を思い出しましたよ(笑)。
 
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石丸 私も周りから「今の生活は大変では?」と心配されますが、やりたいことをやっているだけなので、楽しくて仕方がないんですよね(笑)。畑山さんが世界チャンピオンという夢を叶えられた時、どのような感覚だったのかぜひお聞きしたいです。
 
畑山 景色が少し変わったくらいで、大したことないですよ(笑)。
 
石丸 いえいえ、そんなことないはず(笑)。関わる人たちも変わってきたのでは?
 
畑山 それはそうかもしれません。会いたいと思っていた有名人にもほぼ会えましたしね(笑)。日本チャンピオンから世界チャンピオンになると桁違いでお金を稼げるようにはなるものの、それと並行して、身なりを整えたり外車に乗ってみたりと、自分が散財するタイプだと知りました・・・。ですから、当時はその後の人生をどう生き抜いていくかばかり考えていましたよ(笑)。
 
石丸 そういった背景があって、現在は経営者としてもご活躍されているんですね!
 
畑山 その通り(笑)。必要に駆られてビジネスを始めたわけです。