B+ 仕事を楽しむためのWebマガジン

経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

訪問看護と居宅介護支援
その両輪で安心の生活を

 

こだわりを持って、仕事に臨む姿

 
glay-s1top.jpg
濱中 訪問看護師のイメージとして、看護師が枝分かれした先にあるのかと漠然と思っていました。しかし、ここまでお話をうかがって、似て非なるものということがはっきりしましたよ。でも、世間にはまだその点が浸透していない気がします。
 
谷田 そうなんです。うちのスタッフはみんな名刺を持っているものの、その肩書きは訪問看護師としているのですよ。どちらがどうと言うのではなく、こだわりを持って業務にあたっているので、区別したいという思いがありましてね。求められていることや為すべきことが違うという点をスタッフにも意識してほしいと思っています。しかし、なかなか伝わりにくくて・・・。これは今後の課題です。
 
濱中 今後というキーワードが出たところで、これから先の展望もおうかがいしたいです。
 
谷田 正直なところ、経営の安定を考えると、会社を大きくしていきたい思いはあります。しかし、一番大事にしないといけないのは利用者様であり、地域の方々に他なりません。皆様に受け入れてもらえないステーションはいくらつくっても意味がありませんからね。必要とされているものを見据えて、私たちが提供できるものの価値を高めるべく、土台をしっかりと固めていきたいと考えています。
 
濱中 堅実なビジョンだと思います。何事も基礎が大事ですからね。
 
glay-s1top.jpg
谷田 とは言え、年内には2店舗目をオープンさせる予定で、動いているところです(笑)。うちに来る研修生にもよく言っているのが、「過度に期待する必要もないけど、適当にするのもダメ」ということでしてね。与えられた仕事はまっとうすること、その仕事はきっとどこかで誰かの役に立っていると。その考えが少しずつ形になってきているかなと思っているところです。
 
濱中 30歳という若さながらも、しっかりとした理念を持っている谷田社長。違うフィールドを経験されてから引き継いだからこそ、わかることも多いはずです。利用者さんだけでなくご家族やスタッフさんにとっても良い会社を目指すのは、並大抵のことではありません。でも、谷田社長ならその思いを叶えてくれそうです。理念に向かって頑張ってください。「あおぞら」がもっと澄みわたり広がることを期待しています!
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
仕事を楽しいものと思うとしんどくなりますし、楽しくなくて当たり前。でも、つまらなくて辛い仕事が、誰かの役に立っているという思いは持っておくことが大事です。娯楽のような楽しさではなく、辛く苦しい経験の先にある達成感ややりがいが仕事の楽しさだと信じています。
(谷田隆治)
 
 :: 会社概要 :: 
  ■ 社名 株式会社レークイースト
■ あおぞら訪問看護ステーション 〒527-0134 滋賀県東近江市平松町487
■ あおぞらケアプランステーション 〒527-0134 滋賀県東近江市平松町497-1
■ 事業内容 訪問看護事業/居宅介護支援事業
■ 設立 平成22年2月
■ 従業員数 14名
■ 主な取引先 湖東農業協同組合/株式会社滋賀銀行
■ ホームページ https://aozora-lake-east.com/