水野　あらためて、SUBIDHAさんの事業内容について詳しくお聞かせください。
 
ライ　弊社では、ネパール人を主とした人材の派遣事業を行っています。派遣先としては、青梅市や八王子市、武蔵村山市といった多摩地域にある飲食店や、食品加工会社が中心ですね。派遣先である企業様のニーズに合わせて、調理師免許を持った料理人や接客対応を行うホールスタッフ、一般事務職員など、さまざまな人材をご紹介しています。
 
水野　派遣先をうかがうと、ライ社長が長年働いてこられた飲食業界でのご経験が活かされているのでしょうね。
 
ライ　そうなんです。また、多摩地域は製造業の会社が多く、人手不足に悩んでおられる企業様は少なくありません。一方で、私のように日本で働きたいと考えている同郷のネパール人も多くいます。そこで私は、両者の橋渡しをしたいという思いから、この事業を始めました。そのうえで、人手不足に悩む企業様の助けとなり、地域社会に貢献できればと考えているんです。
 
水野　日本で働きたいネパールの方と人手不足に悩む日本の企業、双方ともにWin-Winの関係をつくっておられるわけですか。現在、実際に稼働しているスタッフさんは何名くらいいらっしゃるんですか？