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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

女性の自己肯定感を育み 子育てと仕事をサポート
きずなLabo 代表 原敏子

 
プロフィール 滋賀県出身。7歳の時に母親が家を出ていき、妹の世話と学校で精一杯の生活を送る。やがて結婚し子どもに恵まれたものの、幼い頃のトラウマから精神的に不安定な状態に。その後、出会った臨床心理士に救われる。2022年にきずなLabo設立。現在、育児の悩み相談や子育て講座、子育て支援のカウンセラー育成、看護師や介護士などのソーシャルワーカーを支援するプロジェクトを展開している。【ホームページ
 
 
 
女性に寄り添い地域を元気にする。この活動に取り組むのが滋賀県大津市のきずなLabo(ラボ)だ。“お母さんをひとりにしない”をテーマに掲げる原敏子代表は、子育ての悩み相談、カウンセラー育成、看護師や介護士のメンタルケアに注力。誰もが自己肯定感を高め生き生きと活動できる社会づくりに邁進している。その思いの根底にあるのは、少しでも孤立したお母さんを救いたいという情熱だった。
 
 
 

“お母さんをひとりにしない”子育て支援

 
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インタビュアー タージン(タレント)
タージン 滋賀県大津市に拠点を置き、子育て支援などの事業を展開する、きずなLaboさん。B-plusでは2回目の登場です。またお会いできることを楽しみに参りました。
 
 あらためてご縁をいただいてありがとうございます。当事業所は昨年2023年9月、同じビル内の大きなフロアに移転しました。新たな環境でタージンさんと再会できて嬉しいです。
 
タージン これまでのフロアでは手狭になったわけですか。原代表のさらなるご活躍が伝わってきますね。では、おさらいの意味で、きずなLaboさんの事業内容をお聞かせください。
 
 私たちは、子育て支援として3本の柱で事業を展開しています。まず、“お母さんをひとりにしない”をキーワードに掲げた育児の悩み相談や子育て講座。2本目は子育て支援のカウンセラー育成。3年以内に100人の育成を目指しています。また、3本目の柱として看護師や介護士などのソーシャルワーカーを支援するプロジェクトを立ち上げました。
 
タージン 医療や介護の分野で頑張る女性は、その忙しさから仕事と家庭の両立に苦しんでいる方が多いと聞きます。悩みをトータルでケアしてくださる原代表の存在は貴重ですよ。
 
 ありがとうございます。私のテーマは女性に自己肯定感を回復していただくこと。育児と仕事に笑顔で取り組める女性を増やすことなんです。