岡田　私も経営者であると同時に、家庭を持つ一人の主婦でもありますので、業者の視点よりも、お客様に近い視点で取り組んでおります。工事のお打ち合わせをさせていただくときも、「これからお子さんの教育費などでお金がかかりますから、高級な建材は使わずに工事費用を抑えましょう」など、長期的なライフプランを見据えた施工をご提案いたします。そのお家に何年間住み続け、いつお子さんが自立されるかなども考え、お客様の生活・人生に一番適したリフォームの計画が大切です。先日も、換気扇を交換したいとおっしゃるお客様に、まだきれいなものでしたので「こちらはまだ使えるから交換の必要はありませんよ」とお伝えしました。経営者としては、利益を得られる仕事は請けるべきだとわかっていても、SDGsの観点からも、お客様の立場で考えたことをはっきり申し上げております。
 
千葉　それぞれのお客さんの生活に合わせた提案をしておられるのは素晴らしいですよ。
 
岡田　ありがとうございます。建築工事には正解はありません。ですから、これが絶対に正しいという“ベスト”ではなく、こちらのほうがお客様にとって望ましいであろうという“ベター”を目指すことが大事だと思いますね。
 
千葉　あらゆる場面に対応できる実力があるからこそ、現場ごとに最適なお仕事ができるんですね。お二人のお仕事に対する情熱と、お客さんへの思いやりがとても伝わってきました。これからもお客さんの目線に立ったサービスを提供していってくださいね！