B+ 仕事を楽しむためのWebマガジン

経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

「えんぴつはかせ」で
書写の楽しさを伝える!

 

音のリズムで文字の書き方を学ぶ独自の教材

 
glay-s1top.jpg
松井 そうして私は、幼稚園で書写を教えながらalive書写教室を開校しました。指導者として子どもたちに書写の魅力を伝える理念を貫きながら、書道家としても活動を続けています。
 
山田 私もずっと自分が熱中できる何かを探していたんですよ。そして、SASUKEと出会って、夢のような時間を過ごすことができました。だから、松井代表の喜びが手に取るようにわかります。では、独自の教材「えんぴつはかせ」についても詳しく教えてください。
 
松井 幼稚園でじっとしていられない園児に書写を教えるのは大変なことです。私自身も子どもたちに振り回されて、授業が終わると全身の力が抜けるほどくたくたになりました(笑)。そこで、知恵を絞って開発したのが「えんぴつはかせ」です。幼稚園は、さまざまな場面でリズム、音楽などを使って毎日の生活が送られていることに気が付き、そのようなリズムが子どもたちの心に届き、習った文字をいつでも思い出して繰り返し練習できるように、文字にリズムをつけました。私がひらがな一つずつにつくった文字リズムを唱えながら文字を書くと、子どもたちは不思議なほど丁寧に文字を書き、書き順を覚え、スムーズに練習ができ、どこが文字のポイントであるかがわかるんです。「えんぴつはかせ」は、画期的な教材なんですよ。
 
山田 これは興味深いですね。具体的にどのような工夫が凝らされているのでしょう。
 
楽しみながら実力をつける!
楽しみながら実力をつける!
松井 パソコンやタブレットに接続して使用する、「クラウド版文字学習システムえんぴつはかせ」は、私が幼稚園での経験をもとに、すべてのノウハウを詰め込んだスペシャル教材で、実際の授業でのお話をアニメーション化したものを加えています。私が子どもたちに向けて行う授業に活用できるのはもちろんのこと、使いやすいプリント作成機能がついています。書写指導の経験がない幼稚園の先生も安心して、楽しく書き方の授業ができるように工夫してつくりました。私が作詞した「えんぴつはかせのうた」もあるんですよ(笑)。
 
山田 なるほど。「えんぴつはかせ」を導入すれば、誰でも松井代表と同じテクニックで子どもにひらがなの書き方を教えることができるようになる。これは嬉しい教材ですね。
 
松井 ありがとうございます。「えんぴつはかせ」には「はね」「とめ」「はらい」と、文字ごとのポイントにマークを付けるなどいろいろなアイデアを盛り込んでいます。