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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

怪我の原因を可視化する エコー検査と独自の施術
やまむら接骨院 院長 山村颯

 
プロフィール 兵庫県出身。3歳から徳島県在住。野球少年だった頃の肘の怪我がきっかけで接骨院の仕事を知り、自身も施術家の道に進もうと決意。柔道整復師の資格を取得し、2023年3月、板野郡藍住町にやまむら接骨院を開業。スポーツ外傷を主に、運動療法とストレッチを組み合わせた施術に取り組んでいる。また、県下の高校で野球部のトレーナーも務めている。【ホームページ
 
 
 
やまむら接骨院の山村颯院長は、スポーツなどで負った怪我からの回復を全力で支えてくれる強い味方だ。野球に打ち込む中で怪我に苦しんだ自身の経験を踏まえ、エコーを使った痛みの原因の特定、運動療法やテーピングなどの多様なアプローチ、再発予防に向けた動作改善のアドバイスと、従来の接骨院のやり方にとらわれない、独自の施術スタイルを展開している。開業2年目で張り切る山村院長に、施術に対する方針をうかがった。
 
 
 

選手を支える接骨院の先生に憧れ施術家に

 
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インタビュアー 亀山つとむ(野球解説者)
亀山 徳島県の藍住町にある、やまむら接骨院さん。さっそく、山村院長のこれまでの歩みや施術内容について教えていただけますか?
 
山村 私が施術家を目指したきっかけは、私自身が負った怪我でした。少年の頃はプロ野球選手になることが夢だったんです。地元のチームでピッチャーでしたが、11歳の時に肘を怪我してしまい、それから中学、高校と進む間、ある接骨院の先生がずっと診てくれていました。選手を支えるこんな仕事もあるんだと知って、次第に憧れるようになり、私みたいに怪我で困っている人を助けたいと思ったのが、この職業を選んだ決め手です。
 
亀山 なるほど。野球を全力でプレーしたい気持ちが強かったからこそ、接骨院の先生のありがたみが身に染みたんでしょうね。
 
山村 それからは、柔道整復師の資格を取得し、これまで学んできたことを土台に、運動療法とストレッチを組み合わせた施術を行う接骨院として、昨年2023年3月に開業しました。現在、一般的に接骨院へ来られる患者様で最も多いのは、腰痛や肩こりといった慢性疾患の方でしょう。当院でもそうした痛みや不快感を改善できるよう対応いたします。そのほかにも、当院が特に力を入れているのは、捻挫をはじめとするスポーツ外傷に対する施術なんです。