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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

勉強をもっと好きになる 
子どもたちの憩いの場所

 

生徒の個性を尊重するきめ細かな学習指導

 
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千葉 いきなり高いレベルの学習に挑戦するのではなく、基礎的な知識をつけることを大切にしているんですね。お話ししていると、﨑村塾長はカジュアルな雰囲気をお持ちでとても接しやすいと感じますよ。
 
﨑村 よくそう言っていただけるんですよ(笑)。私は最初、生徒から「大黒さん」と寿司屋の名称で呼ばれていたものの、いつからか「ともさん」と呼ばれるようになりまして。私のことを「先生」と呼ぶ生徒は誰もいないんです。
 
千葉 生徒のみなさんが「ともさん」とフレンドリーな愛称で呼んでいるんですね。生徒さんととても良い関係性が築かれているのがわかります。ちなみに、こちらは中学生の指導がメインなのでしょうか?
 
﨑村 中学生がメインではあるものの、小学生から高校生までが対象です。幅広い年代の生徒がこの教室で共に学習しています。少人数制と個別指導を行っているため、生徒一人ひとりに合わせたきめ細かい授業をすることができるんです。また当塾は365日開放しているんですよ。そのため、大晦日でも帰らない生徒もいます(笑)。まるで、ここを第2の家のように、生徒たちは進んで勉強に来るんですよ。
 
千葉 365日開放されているとは驚きました! 親御さんは絶対に嬉しいですよね。子どもは、家にいるとゲームや漫画、テレビ、パソコンにと誘惑が多くて勉強にあまり集中できないと思います。私も、家ではゲームに夢中で勉強しない子どもを叱ることもしばしばあるんです(笑)。
 
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﨑村 千葉さんのように、お子さんを𠮟るのは良いことです。近頃は、子どもを𠮟らない親御さんも増えてきているように感じています。というのも、以前私が生徒に注意した際「お父さんにも怒られたことないのに」と泣き出してしまう子がいましてね。家庭で叱られることがないからか、注意をするとすぐに落ち込んでしまうんです。ですから、一人ひとりの生徒の特徴や特性、個性に合った指導を心がけています。
 
千葉 いろいろな個性を持つ子どもたちにも、﨑村塾長がきちんとケアをして歩み寄っていらっしゃるんですね。
 
﨑村 はい。家では勉強しない子もここでは熱心に勉強します。なので、勉強することが苦痛にならないように生徒たちをとにかく楽しませたいんです。また、宿題が非常に多い学校生活との両立を優先してもらうため、私は宿題を出していません。しかし、当塾の生徒は自発的に宿題を望む子もいるので、そうした場合には急いで宿題を出すようにしているんです(笑)。