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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

最善な解決策を提供する
フットケア特化のサロン

 

激痛を体験して気付いたフットケアの大切さ

 
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山田 楠木オーナーご自身も、足の痛みに悩んでいたというお話がありました。フットサロンを開業された経緯について、詳しく教えていただけますか?
 
楠木 私はもともと介護の仕事をしていました。時には利用者さんの爪切りをすることもあって、当時は爪が医療行為に当たるかどうかといったルールもあまり浸透していない中、身体介護の一環として行っていたんです。それから、ネイルも取り入れたら利用者さんが喜んでくださったことをきっかけに、ネイリストの仕事に惹かれ、学んでいくうちにフットケア、ハンドケアへと興味が広がっていきました。とりわけ足に注目したのは、マラソンに挑戦したことが理由です。
 
山田 長距離を走ると足にかかる負担も大きいですよね。その時何があったんでしょうか?
 
楠木 地元の岡山マラソンのファンランに出場した際、足の爪にネイルをした状態で走ってしまったんですよ。そのため、途中からすごく痛くなって、レース後にネイルをオフして見たら、親指が内出血を起こして大変なことになっていたんです。サイズの合わない新品同様のシューズを履いていたのもいけなかったですね。自分に知識がないのを痛感しました。
 
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山田 靴が合っていないと足にダメージがくるのは私も経験しているものの、ネイルも影響があるとは知らなかったです。
 
楠木 そのうえ私は巻き爪もありまして、20代の頃、病院に行って切ってもらったこともあるんです。まず親指に麻酔を打つのが激痛で、麻酔が切れた後もとんでもない痛さでしたね。マラソンを経験したらそういう過去の記憶も蘇ってきて、そこからいろいろ勉強するようになりました。そして、特許取得した「ペディグラステクノロジー」の巻き爪補正器具と出合い、施術を学んだんです。
 
山田 巻き爪を手術で治すのは聞いたことがあります。でも、専用の補正器具があるとは知りませんでした。その補正器具にはどんな特徴があるのですか?
 
楠木 爪の先端に引っかけるようにして張り付けるだけの簡単なものですが、痛みを伴わず、効果的に巻き爪を改善していくことが可能です。一般に手に入れやすい補正器具に比べて目立たず、親指以外のすべての爪にも使えますし、割れ爪を治すのにも応用できます。
 
山田 痛みがないうえに、大がかりなものを取り付けなくていいのは助かりますね。